実験装置

・三次元低速風洞
自作の三次元風洞(縮流比6:1と9:1の2種類を選択可能 乱れ度0.3%以下 U=2〜11m/s 模型の三分力測定、流れの可視化が可能)本研究室の風洞測定結果は主にこの風洞によって得られたものです。



・二次元可視化風洞
自作の可視化専用風洞(縮流比:6:1測定部奥行100mm)
本風洞はPDVの学生によって製作されました。PDVや修士研究の中で使用しています。



・低圧風洞
  真空デシケータ(アクリル製特注品)内に超小型風洞を設置。低圧環境下で超低レイノルズ数領域(Re=1,000〜20,000)の翼の空力特性を測定可能。 昆虫の翅の直接計測を目指して開発し、外部から測定部の様子を観察しながら測定が可能です。(科研費25630395による)



・流水水槽
 水槽内に流水チャネルを設けたユニークな形態の水槽装置。   水を循環させて超低レイノルズ数の翼特性を得るとともに流れの可視化が可能です。特に、非定常翼の測定に有効です。



・研究室の風洞および水槽により撮影した流れの可視化写真
  研究室の風洞や水槽装置によって次のような流線, 流脈線, 渦の可視化が可能です。




・垂直風洞
  本風洞はPDVの学生によって製作されました。翅果の落下実験等で使用しています。



・KITに設置された吹き出し型低速風洞
(風工房 U=2〜40m/s)縮流部と測定部を自作し、火星探査飛行機高高度滑空試験飛行機の風洞実験を行いました。


・広域低速風洞
2020年に新しく完成した広範囲のレイノルズ数に対応した風洞装置です。(Re=20,000〜70,000) 低圧風洞と同程度の模型を使用して計測が可能です。


・ヒーヴィング風洞
風洞装置を揺らすことでヒーヴィングを再現。スモークワイヤ法による可視化も可能で昆虫サイズの翅にかかる力を測定します。


・突風風洞
風洞下部の油圧ジャッキを操作することで突風現象を再現します。