単体のうち、金属光沢をもっていて、熱や電気をよく導き、展性や延性に富む物質のことを言います。
最初に発見された金属は金とも銅ともいわれていますが、人類が金属を使うようになったのは、およそ7000年前だと言われています。金属の中でも最も使われている鉄は、5000年前の古代エジプト人が"天の金属"として絵文字に記しており、おそらく宇宙から地球に落ちてきた隕石の中に含まれていた鉄を利用したものと考えられています。この鉄文化はエジプトや中近東からシルクロードを通って中国に入り、さらに縄文時代終わり頃には日本へと渡ったとされています。