人工ダイヤモンド
カーボンナノチューブ
シリコン
金属
走査型アトムプローブ
 人工ダイヤモンドは呼んで字のごとく、人の手によって作られたダイヤモンドのことです。色や形態は様々で黒いものから天然ダイヤのように透明なものまであります。
 ダイヤモンドは物質の中で最も硬く、透明で光り輝く宝石としてはあまりにも有名です。さらに、電気を通さないのに熱をよく伝えたり、音波を速く伝えたり、あるいは表面が滑りやすく化学的に安定といった、工学的に利用できる様々な優れた特性を持っています。
 ですから、世の中では、このダイヤモンドの膜や粒を人工的につくり、工学の幅広い分野に活用しようとしています。
 ダイヤモンドは、微細加工性、高融点、低仕事関数という点から、電界放出素子を製作するのに適した特性を持っています。当研究室では,、合成されたダイヤモンドが電界放出素子を製作するのに適しているかを調べるための分析を行っています。
 ダイヤモンドの合成法には大きく分けて、静的高圧法、衝撃法、気相合成法の3つあります。
 気相合成法によるダイヤモンドの合成は、熱フィラメントCVD法、マイクロ波プラズマCVD法、DCプラズマCVD法、アーク放電プラズマCVD法、プラズマジェットCVD法、燃焼炎法などがあります。ホームページの製作者は実際にダイヤモンドを作ったことがありませんので、詳しくはわかりません。もっと知りたい方は、“東京ガスフロンティア研究所”のホームページをご覧下さい。

人工ダイヤモンドの分析結果