分析試料に関する条件
- 分析可能な試料は、電気抵抗が106Ωcm以下のものです。ただし、電気伝導性の低い材料は、質量分析時にパルスレーザーを使用し、光励起電界蒸発により分析を行います。
- 分析できるエリアは、高さ数μm程度の突起の先端部分に限られます。
- 試料は決まった大きさの試料ホルダに載せますので、下図のような寸法に加工してください。
- 基本的に、ニクロムシートを使って試料を試料ホルダに固定しますが、ニクロムに影響される材料に関しましては、他のもので固定します。
- 試料ホルダーに載せるための作業(ニクロムシートへの接着等)は等研究室で行います。