池の平セミナーハウス、懇親会の様子

受験生の皆さんへ

年々本学科に入学してくれる人が少なくなっています。今年(H22)の入学してくれた学生は30人を割っています。

とはいっても、「経営」という言葉は高校生の皆さんから見ると、難しいイメージや、堅物なイメージを持っているかと思います。

そのため、「経営がやりたい」といって、この学科に入ってくる学生はほとんど居ません。

そもそも、経営とは何か。分かりやすいイメージを持っていただけるために、以下の事を述べておきます。

・「社長になって、会社を起業したい」

・「役員になって、会社の運営を手助けしたい」

・「従業員として会社のあり方の改善を行い、会社内でリードをしていきたい」

・「工場長になって、物の生産効率を高めて、質の良い商品を作ってゆきたい」

・「企業の財務について考え、商品の利益促進や会社の資金の運用を良い方向に持ってゆきたい」

      →これらを考えている人はぜひ、情報経営学科へ!

ざっとこんな感じ。技術者として、会社の未来を考えていきたい人はぜひ情報経営学科へ覗いてみてください。

きっと、経営って大事なんだ!ってことが分かっていただけると思います。

経営はどこの企業において、必要不可欠です。そのため、卒業生(OB・OG)は様々な企業へ就職して活躍しています。


話は変わって、経営の面白さには、2つの点が挙げられます。

1つは、あらゆる観点から経営は必要とされていること。

「経営って会社だけじゃないの!?」って思った方、当然かと思います。

でも、良く考えると会社というのは「人間が集まった組織」であるという事を踏まえて考えてください。そうすると、身近な物が次々と挙がってきますね。

学校、地域(区市町村レベルから都道府県レベルすべて)、住んでいるアパートやマンション、家族などなど。

これらの組織をうまく運営させる事が経営です。色々な視点から考える経営も独自性があり、とても面白さがありますよ。

一部の講義でこれらを取り入れているものもあります。


次に、多種多彩な経営方法があること。この多種多彩なものは「○○マネジメント」と言われ、区切られます。

この学科に入れば、たくさんのマネジメント手法を学べ、好きな手法を専念する事もできます。

例えば「起業したい」であれば、企業戦略についてのマネジメント(戦略情報システム(SIS))、「生産効率を高めたい」であれば、それのマネジメント(生産工学システムの一部、サプライチェーンマネジメント(SCM))など。

講義では様々なマネジメントを学ぶことができます。


この情報経営学科をお勧めするポイントとしては、「文理融合型」であること。

つまり、工学系にも拘らず、文系の人も理系の人もこの学科に所属する事が可能です。

現在では、ITを駆使したマネジメントが必要とされています。文系経営学科と違う所はここにあります。

また、PCを使った事が無い人でも、本学での基礎科目としてPCを扱う事ができるレベルまで教育してくれます。

Word、Excel、Powerpointをはじめ、一般的に使用されるソフトを扱えるようになります。心配は要りません。


最後に、筆者の父はこの様な言葉を在学前から言っていました。

「興味のある授業は成績を伸ばせ、苦痛だと思った授業は単位を落とさない程度にがんばれ。」

この言葉自体はどこの学部学科でも言えますが、経営に関しては、専門知識が多いし、広すぎます。

それを全部覚えて、活用しようなんて難しい話です。

その中から自分の好きな知識をChoiceし、伸ばしてゆきましょう。

そのために、各部門でマネジメント手法実績を積んだ先生が、皆さまをフォローしてくれます。

自分の好きな事を、好きなだけ伸ばして、就職後に活用してみてください。


最初にも述べましたが、経営は企業にとって重要になります。

技術者として、生きていく上では経営は避けられない知識です。

そのため、「経営が難しいから、商品開発で生きていく」としても、それに対したマネジメント手法を活用していかなくてはなりません。

つまり、自分がどの大学に進学するために、どれぐらいの勉強能力が必要であるかを分析し、勉強に取り組むのも、詳しく調べればマネジメント手法を使っていますよ!!