本学3年生の皆さんへ
研究室を決めるのは大変だと思われます。皆さんも研究室を決めるに当たって色々な基準をお持ちかと思います。
「IT関係の卒業研究を行いたい」「環境に関する研究をしたい」「生産管理・品質管理の改善を行いたい」などなど。
武市研究室は多岐にわたって、皆さんの希望に答えられる研究を行う事が可能です。
厳密な練り合わせの内、問題点がはっきりと分かってくることに、面白さを感じる事ができます。
そして、武市先生の助言は知識になる事が多いです。書籍の知識も豊富ですから、研究に必要な本の紹介も充実たるものがあります。
残りの一年間でまだまだ知恵を増やしていきたい方には、とてもお勧めをしたい研究室です。
さて、3年生の後期から始まるコアゼミでは、初期の段階から卒業研究の練り合わせを行います。
「とても忙しそう。」「なんで3年生後期からもう研究テーマを決めるの?」なんて思っている人も居るでしょう。そして何より「自分でできるから」なんて思っている人も。
そんな当たり前の事を、いざと思った頃には、4年生の前期が終わっています。
そこで、卒業研究を決めるに当たっての大事な点を3つ挙げておきます。
1.自分にとって益が出るもの
2.研究を受ける側にとって益が出るもの
3.社会的(利用してくれている顧客や従業員など)にとって益が出るもの
この3つはどこの研究室でも必要不可欠な三ヵ条です。覚えておきましょう。
で、何が言いたいのかと言うと、この研究がやりたいって思っている事が、本当に益が出るものなのだろうか、特に3.の「社会的」に良いものだろうか。と言う事を再確認してみてください。
単純にこんな事がやりたいだけでは根拠不足です。
さらに言うと、その問題が広すぎていないか、狭すぎていないか、難しすぎていないか、単純過ぎていないか、そもそも問題なんてあるのか、などなど、4年生から考えていくには時間的に困難な事ばかりです。
だからこそ、武市先生は私達に3年生の後期から考えさせてくれる猶予を与えてくれます。
研究テーマを練り合わせるには十分な時間です。
まずは、卒業研究で「何がやりたいのか」を考え、その後「その研究における問題点は何か」、「改善する事で何が分かり、何が良くなり、何が知恵として学ぶことが可能なのか」を考えさせてくれます。
さて、研究室のついてですが、あまりごたごたして、研究を圧迫するような事は無いと思います。そのため、有意義な活動が可能です。
さらに、研究室内の決まりや方針などもゼミ生自身が決め、運営できます。
私達も、いざ新しい研究室で新しい4年生を迎える事で、様々なトラブルが生じました。
それらをゼミ長中心として問題点を挙げ、ゼミ生で解決する。つまり、活動的、積極的な人は、武市研究室に来てくれれば、面白さを感じると思います。
また、設備に関しても充実しています。ゼミ生全員に用意されている個人用PC(最新OS、Windows7導入)を踏まえ、様々なソフトウェアを動かす為の共有PC、UPS(無停電電源装置)、コーヒーブレイク用のコーヒーメイカー、冷蔵庫、文房具などなど、研究室内には様々な用意もされております。
そのため、4年生開始時に研究が最低限始められるようにはなっています。ご心配なく!!
他の研究室へ行く予定の人も、これを読んでじっくりと考えていただける機会になればと思います。
まずは自分の行きたい研究室へ行く事が目標です。そのために、今まで何を学んで、何を好んで学習してきたのかを振り返ってみてください。
そして、希望の研究室へ行ってHappyな気持ちで4年生を迎える事を期待しています!
その中から武市研究室を選んで、2代目、3代目としての武市研究室ゼミ生として、後世・社会のために活動・活躍してくれる事を初代ゼミ生全員歓迎しています!!