研究室所在地
研究室ツアー
研究室メンバー
 西川・谷口研究室には、実験をする部屋や、実験に必要な試料や冶具を作ったりする部屋など、合計6部屋あります。

実験室1
 走査型アトムプローブ(SAP1号機)が置かれています。現在、分析の大半がこの装置によってなされています。
 この1号機は、西川先生が金沢工大に着任されたときに開発がスタートしました。初め、西川先生ご自身も、ちゃんとした分析ができるのだろうかという心配があったそうですが、現在は様々な分析データが得られる、当研究室の稼ぎ頭です。修士1年の村上君が主に担当しています。

実験室2
 平成13年度より金沢工大に着任された谷口先生の実験室です。未知試料や新しい真空部品について予備試験をするチャンバーや走査トンネル顕微鏡(STM)が置かれています。

実験室3
 現在(平成14年度)開発が進行している、位置感知型走査型アトムプローブ(SAP2号機)です。主に、博士後期課程の院生である渡邉さんが作業を行っています。最近ようやくまともにイオンを検出するようになってきたようですが、ここまで来るのには、いろいろな苦労があったようです。
 ちなみに、ホームページ製作者の僕もこの装置担当です。主に、SAP2号機とSTM機能を融合させることをしています。

試料準備室
 分析に使う試料を加工したり、洗浄したり、様々な処理をするための部屋です。ふだんは鍵が掛けられ、薬品などが勝手に持ち出されないようになっています。
 それにしても、やりいっぱなしの人が多いみたいで、机の上が散らかっています。壁には整理整頓という張り紙が貼ってあるのですが・・・。

教員及び学生の居室
 教員や学生が話し合ったり、勉強したりする部屋です。この部屋のみ飲食が許されています。ちなみに当研究室は全室禁煙です。喫煙者の学生は研究室に配属されません。これは、真空装置に煙草の煙が大敵だからです。
 写真右側の本棚の裏側が西川先生、左側の写真から切れている部分が谷口先生のスペースです。当研究室では、西川先生の方針で、学生と教員が同じ部屋にいます。これは、西川先生の師匠であるミュラー先生の方針を受け継いでいらっしゃるからです。


工作室
 主に冶具を作ったり、試料を作るために必要な加工をするのに使っています。設備は帯鋸盤、ボール盤、スポット溶接機がメインで、あとは電動工具が少しと、半田ごてといった電工関係の工具やハンドツールが置いてあります。必要なものがすぐに作れるように、アルミ板や、アクリル板、電子部品や、ねじ類など、様々なものが用意されています。

地下室
 地下室の入り口です。現在は閉鎖されています。
 ここは、2年ほど前に僕と同期の滋君と共に、自分たちで床を張ったという思い出の場所です。できた当初は、とても快適な空間でしたが、滋君が卒業すると共に僕も地上へ上がり、当時の学部生にも不人気であったため、地下室は閉鎖されました。
 しかし、最近また地下室が開けられようとしているようです。僕たちの意志を受け継ぐ、新たな居住者が出現したのでしょうか。