■〜遊び場〜
―久保田涼

■〜水ぎわにあるもの〜
―宮前聡志

コメント―
計画地 − 滋賀県長浜市
美術館＋図書館＋工房


コンセプト
水ぎわにあるもの。
それは、水辺で遊ぶ子どもたち。その向こうにある景色。
美しい空。水の青と空の青を見る人たち。
そんなイメージを思い浮かべると思う。
そんな期待を裏切らない建築とはどんなものなのか…。
この美術館は、人々の楽しそうな活動・
水際の景色・周辺の広場・長浜城…
そして、それらを美術を媒体として巡ること。
それを形にしてみた。

■〜自然⊂建築、建築⊃自然〜
―仁張裕介

コメント―
計画地 − 金沢市広坂

大学＋都市広場＋工房

コンセプト
大学と都市の交流の場を、大きな一続きのランドスケープにしました。 多様な動線や視線の流れ、ヴォイドのつながり、 不定形なヴォリュームのズレや連続、積み上げによりできた多質多様な空間。 そこはテラスのような縁側のような場所。講義が開かれたり、 ただ音楽を聴きながらボーっと公園を眺めたり、踊ったり、模型をつくったりできる場所。 そんな楽しい空間が公園から屋上までつながっていき、 建物を含めた敷地全体で一つの「広場」と呼べるような場所をつくりました。
さまざまな人々のアクティビティが広がっていき、大学と都市が一つになって巻き上がり、 立ち上がる大きな木を構想しました。