HOME | 研究室概要 | 教員紹介 | 学生紹介 | アルバム | 研究内容 | ものづくり | 研究業績 | 学内専用ページ |

<精密工学研究室の運営:1人1テーマを基本にすること&産学連携の重要視>

 和気藹々とした楽しい研究室を作るには,まずは学生の皆さんの
居場所をしっかりと作ること,が大切と考えています.居場所というのは単なる物理的な「場所」という意味だけではなく,皆さんが研究室で活動される「意義」も含めて,です.ですから,UNEは1人1テーマを基本にしています.ご自身のテーマはご自身がしっかりと進めること,それによって個々の学生が研究室で活動される意義がしっかりと生まれます.

 一方,1人1テーマは不安だなぁ,ともお感じになるかもしれません.不安に思われる必要はありません.院生とペア,あるいは個々のテーマは異なっても関連するテーマ毎での(ゆるい)グループを作って活動します.したがって,1人1テーマであっても研究室内で横の繋がりは自然と出来上がりますし,その横の繋がりを個々のテーマに反映させながら,それぞれの研究活動を進める,というスタイルです.

 学生の皆さんとUNEとは基本的に2週間に1度のペースで進捗報告会を実施しています.ただし,2週間に1度しか定期ミーティングがないから不安かな,と思う必要もまったくありません.不定期に研究室・実験室へ行きますから,その際に進捗状況や困ったことがあればその内容についての相談・雑談を頻繁に行っています.このような雑談から新しい道標ができることも多々ありますし,楽しいディスカッションの場です.

 また,産学連携の効果は「研究」はもちろんのこと,学生の皆さん,そして私にとって「
研究活動のモチベーション向上」に大きく寄与します.何故なら,「本当に求められているものが分かるから」です.なお且つ,本研究室での成果を期待してくれている多くの第三者の存在があるから,です.1人だけの「興味」で1年間,あるいは3年間のモチベーションを維持することは並大抵の興味でなければ継続しないでしょう.「学生の皆さん−UNE−第三者のトライアングル」を「皆さんの成長」,そして「研究進展のスパイラルアップ」に活用してみましょう.きっと卒業あるいは大学院修了を目の前にしたとき,研究着手当初とは全然異なるご自身に気づくはずです.





Copyright © 2009- UNE Lab. All Rights Reserved

金沢工業大学 工学部 機械工学科 精密工学研究室