
先生紹介
研究分野: 担子菌・藻類
所属大学: 金沢工業大学
瀬戸内海に面した港町で生まれ、幼少の頃から父親に連れられて海へ山へと歩き、自然に親しんできました。 現在住んでいる石川県も海や山、そして川が身近にあり、心休まる時間をもつことができ、 実験材料として扱っているのが本来海や山に生息する生物たちが主体であるのも、 単に偶然ではないのかもしれません。
3号館303.2室にいます。質問があれば気軽に来てね! 担当科目はこちら
研究テーマ
木質バイオマスの分解機構の解析と応用。 木材を白色腐朽菌で処理し、リグニン分解に適した条件や分解能の高い白色腐朽菌を探索する。 また、遺伝子組換え担子菌によるリグニンの高効率分解を試みる。 木質バイオマスの主成分であるセルロースの白色腐朽菌・褐色腐朽菌による分解機構の違いに着目し、 セルロースを効率的に分解してバイオエタノールの原材料を生成する手法の開発を目指す。 |
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陸棲シアノバクテリアの一種であるイシクラゲ (Nostoc commune)が生産するマイコスポリン様 アミノ酸 (MAA)に焦点を当て、イシクラゲ培養細胞に紫外線を照射することによるMAAの生産増大 および商品化を目指す。 また、海中で光合成を営む藻類の優占種の多くが光合成色素としてクロロフィルcをもつことに着目し、 クロロフィルcと集光複合体の生化学的および分子生物学的解析を進めている。 |