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2023年5月24日(水)から26日(金)まで、東京都と神奈川県で現場見学を行いました。
1日目の5月24日(水)は、神奈川県の横浜環状南線の
釜利谷庄戸トンネルと公田・笠間トンネルを見学させていただきました。
参加者:木村先生、M2西尾、M1稲本、籏、見田、B4林 (計6名)
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こちらはNATMの現場の防音ハウスです。
山を切ってハウスの半分を地中に造ることで、
防音効果を高めているそうです。
壁面には地元の小学生が描いた絵をプリントしており、
虹はトンネルの断面の大きさを表現しています。 |
防音ハウスの入口では、
世界初の非開削の開削トンネルが施工されていました。
住宅街が隣接しているため、
騒音の影響を考慮して考案された工法だそうです。
NATMでトンネルを横に3本、縦に2段掘り、
トンネルの中で一部分ずつ床版や壁面を構築することで、
1層2径間のボックスカルバートを建設しています。 |
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防音ハウスの入口から歩き進めると、
2本のトンネルの合流部に到着しました。
防音ハウスに描かれていた、トンネルの断面です。
掘削断面積は最大約480u、最大幅29mであり、
NATMの道路トンネルとしては世界一の大断面です。
まだ全断面を掘り終えていない状態ですが、
圧巻の大きさでした。 |
NATMで掘られた3本のトンネルが、
一枚の写真に納まるほど離隔が狭いことが分かります。 |
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ここで工区間が変わり、
公田・笠間トンネルになります。
開削トンネルの土留めには柱列式連続壁を用いていました。 |
先程の開削トンネルとシールドトンネルの接合部です。
地上から発進する特殊なシールドトンネルです。 |
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発進部では浮上り対策に、
インゴットが左右対称に設置されていました。 |
発進部から数十m進むと、
可撓セグメントが設置されていました。
先生から、楔形の鋼材(写真中央)は完成後に外すと
教えていただきました。 |
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防音ハウスには多くの合成セグメントが置かれていました。
初めて見るセグメントの大きさと数に衝撃を受けました。 |
排出土量の管理室です。
計算した土量の2〜3%の誤差が、
土の取り込みすぎによる地表面の沈下を引き起こすため、
16種類もの土量の計算方法を用いているそうです。
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現場見学後は横浜から新宿まで移動し、
木村研の師範とOGの皆さまと懇親会を行いました。
師範の山田さま、岩本さま、
OGの高橋さま(13期生)、武藤さま(18期生)の4名が
駆けつけてくださいました。
おいしいご飯と先輩方の元気で、初日の疲れが取れました! |
2次会ではカラオケに向かいました。
高橋さまが準備したスタンドマイクを前に、
先生も幸せそうに歌っていました。
師範とOGの温かさに包み込まれたひと時でした。 |
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1日目はNATM、開削トンネル、シールドトンネルの
3種類のトンネルの現場を見学させていただきました。
特に非開削の開削トンネルの現場など、
日本の技術者が知恵を凝らした世界初の特殊な工法を
見学する大変貴重な機会をいただきました。
懇親会では木村研究室の和の中に入るということ、
その温かさを改めて実感いたしました。
1日目の現場見学にご協力いただいた、
東日本高速道路株式会社さま
懇親会に駆けつけてくださった
師範の山田さま、岩本さま
OGの高橋さま、武藤さま、
誠にありがとうございました。 |