プラスチック製品には、その性能を維持するために多くの添加剤が含まれていますが、その中には内分泌かく乱物質や発癌性が疑われている添加剤も使用されています。
環境調和材料、生体適合性材料への使用を考えた場合、添加剤の安全性や生分解性も不可欠であると考えます。
そこで本研究室では天然系添加剤をベースとした、安全で環境調和型の高機能添加剤の開発を行っています。
食生活が豊かになったことで高カロリーな食事を摂取することが増えてきました。 そのため、メタボリックシンドロームや高血圧症などといった生活習慣病のリスクが増加しています。
そこで本研究室では化学修飾物質であるキトサンを用いて必要以上に摂取された油脂やコレステロールなどの体内で吸収を抑制するような食品の素材の開発を試みています。