近年の3DCAD・CAMの発展により非軸対称なカムや,治療に用いられる人工関節などの複雑形状の部品が設計,生産されています.
本研究室では,高能率な3次元曲面加工の実現を狙いとして従来の加工動作を刷新した4軸CNC旋盤が開発しました.
さらに,非接触式レーザ変位計による加工形状の機上計測方法を提案し,形状評価(形状誤差)・修正加工を繰返し,求める形状加工を実現しています.
本研究では新たに回転工具を取り入れ,回転工具軸を追加した5軸CNC旋盤にすることで,加工時間の短縮,加工誤差の減少,加工面粗さの向上を図ります.