多軸工作機械は機械構造や送り速度などの様々な要因によって、各軸の運動に要する消費エネルギーが大きく異なります。消費電力の大きいZ軸の運動を回転軸の運動に分配することで、工作機械運転に要する消費エネルギーを削減可能になります。
本研究では、消費エネルギーを考慮した最適な工具経路と姿勢を導出することで、加工工程における省エネ化を実現します。