KIT夏の数理講座
  − 数学や科学を楽しむ −  

2007年から行っている「KIT夏の数理講座」も本年で第7回を迎えることになりました.
本年度は,この4月から金沢工業大学・数理工教育研究センターで教鞭を取られている
2人の若い先生に,下記のテーマで講演をお願いする予定です.各高校からふるって参加
頂けるようご案内いたします.

  「KIT夏の数理講座」−数学や科学を楽しむ−

対象: 数学や科学を楽しみたい高校生(約 50 名:先着順)
(基礎学力に関する前提条件はありません)

日時: 2013年7月20日(土)13:00〜16:30

会場: 金沢工業大学23号館1階パフォーミングスタジオ

参加申込み方法:参加申込み用紙に必要事項を記入の上,
郵送,FAX,メールのいずれかで7月12日(金)までにお申込みください。

持ってくるもの: 筆記用具

当日のスケジュール:

12:30〜13:00 受付(8.101教室前)

13:00〜13:05 「KIT夏の数理講座」開催にあたって / 小山 陽一 教授

13:05〜14:35 「数の元素、素数―不思議な素数の世界への誘い―」 / 藤井 俊 講師

   12 = 22・3 , 105 = 3・5・7 のように、正の整数は素数の積に分解することができます。 素数はちょうど物質における元素の働きをする特別な数といえるでしょう。 素数は紀元前、ギリシアの時代から調べられており、興味深い性質がわかってきています。 素数について、普段格別興味を持つ機会はほとんどないと思いますが、 講座では素数、素数達に焦点を当てて、素数の面白い性質について、 手を動かしながら知ってもらいたいと思います。

休憩(15分)

14:50〜16:20 「物理を楽しむ〜力積・エネルギー・宇宙工学〜」 / 田中 忠芳 准教授

   小惑星探査機「はやぶさ」は、2003年5月、内之浦宇宙空間観測所よりM-Vロケット5号機で打ち上げられ、 太陽周回軌道(他の惑星と同様に太陽を公転する軌道)に投入されました。 その後、搭載する電気推進(イオンエンジン)で加速し、地球スイングバイにより、 2005年9月、小惑星「イトカワ」に到着しました。 2005年11月26日には「イトカワ」への降下着陸を行い、試料採取のためのタッチダウンに成功しました。 「はやぶさ」はカメラやレーダーなどによる科学観測を行いましたが、2005年12月に重大なトラブルにみまわれ、 「はやぶさ」の地球への帰還は約3年間延期されました。 日本時間2010年6月13日19時51分、カプセルを分離し、日本時間6月13日22時51分頃、 カプセルは大気圏に再突入しました。 南オーストラリア・ウーメラ砂漠に帰還したカプセルの回収作業は、日本時間2010年6月14日16時8分に完了し、 同年7月にカプセル内に微粒子を確認、11月にはその微粒子が「イトカワ」由来であることが判明しました。 「はやぶさ」の打ち上げから帰還までを振り返りながら、物理学と工学の醍醐味を味わえればと思います。

16:20〜16:30 閉会の挨拶 / 青木 克比古 数理工教育研究センター所長

※内容に関するご質問などはこちらまで
連絡先: 〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
金沢工業大学・数理工教育研究センター
小山 陽一 (電話:076-248-9169)
y.koyama@neptune.kanazawa-it.ac.jp