うちゅうかがく教室は、子供たちに宇宙に関心を持ってもらい、理解を深めてもらうことを
目的としている活動です。児童館や公民館、小学校に伺って観望会や天文クイズ、実験、工作、
プラネタリウムの上映を行っています。
実際に望遠鏡にふれ、星を見ることができる環境にある子は、決して多くはないと思います。
望遠鏡をのぞき、それまで見たことのない星の姿に子供たちが感動してくれたとき、私たちはやりがいを感じることができます。
宇宙や星の面白さを子供たちに伝え、うちゅうかがく教室を行っている私たちも楽しい、そんな活動です。
本に書いてあることだけを勉強するのではなく、実際に機材に触れて星空を感じませんか?
私たちは、子供たちに実際に望遠鏡をのぞいてもらうことが大切だと考えます。
インターネットを使えば、最新の望遠鏡で撮った素晴らしい写真を見ることができます。
これは大変良いことです。しかし、望遠鏡を通して自分の目で見ることが大切なのです。
望遠鏡でのぞいて見たものと、写真は違います。天体望遠鏡とは何か、なぜ写真と違って見えるのか、
疑問を持つことが大切なのです。そして、自分の目で見ることは誰でも興奮しますし、それは写真とは
違った満足感があります。肉眼では見ることができない光景に、子供たちは毎回興味津々です。
こちらで用意する望遠鏡等の機材には、部員が必ず付いていますので分からないことがあれば質問をしてください。
私たちは、観察したもの、実験したことについてなぜそうなっているのかを子供たちと一緒に考えます。 分からないことに対して答えを与えるのではなく、共に答えを探す。失敗したときは、失敗した原因を 共に考え、再チャレンジします。
↑手作り望遠鏡の制作風景
↑ペットボトルロケット発射 (`・ω・´)ゞ
↑自分だけの星座を作っちゃおう!
↑表彰.゚+.(o´∀`o)゚+.゚
子供たちに体験してもらった実験の解説や天文現象、神話の紹介を分かりやすく行います。
当日見ることができる星や星座を「今夜の星空」として解説します。
天文現象に興味を持ってもらうことが目的です。スライドの最後にクイズを行い、内容の復習をします。
自作したプラネタリウムとドームを使って児童館や小学校に出張し、季節ごとの星空を解説します。
石川県は天候が不安定なため、星空を見られる機会が少ないですが、気軽に星空を楽しめるので
子供たちに楽しんでもらっています。星座投影機を使って星座絵を映し出すなど、子供たちにも
分かりやすい内容となっています。