著書、学術論文等の名称 |
単著、共著の別 |
発行又は発表の年月 |
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 |
概 要 |
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(著書) |
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1 |
社会に背を向けた子どもたち−現代少年非行の実態と対策− |
共著 |
昭和57・9 |
東京法令出版,PP.91〜11 |
執筆分第2章家庭内暴力−−過保護と溺愛の報酬−−(田村雅幸との共書)(PP.91〜11)(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)子どもが家庭内暴力を振るうようになる過程を、親の教育態度や子どもの性格などから論じた。そして、都市化や家族機能などの社会的背景についても言及した。 共著者名:星野周弘・田村雅幸・清水賢二・小宮山要・内山洵子・神宮英夫他4名 |
2 |
間の研究 |
共著 |
昭和58・1 |
講談社,PP.7 〜 22 |
執筆分間の心理(PP.7〜22)歌舞伎のせりふの間を測定し、この時間の長さを観客
がどのように知覚しているかを調べた。この結果を時間知覚の枠組みの中で論じて、感情の伝達として間が働いていることを明らかにした。さらに、間に関する芸談を、時間知覚やスキーマ理論の視点から論じた。 共著者名:南 博・武智鉄二・西山松之助・川口秀子・小笠原清信・神宮英夫他8名 |
3 |
子供と遊び−子供にとって遊びとは何だろう− |
共著 |
昭和58・11 |
財団法人 全国里親会,PP.17 〜 42 |
執筆分課程と遊び(PP.17〜42)子どもにとって遊びは大きな教育力をもっており、このような教育力をもたらす自発性や自主性の重要さを指摘した。そして親子間で行なわれた人形作りの遊びの行動観察結果から、その教育力を有効なものとするための親の関わり方について論じた。 共著者名:辰見敏夫・深谷昌志・石田恒好・山本保・磯貝芳郎・神宮英夫他2名 |
4 |
図説教育心理学入門 |
共著 |
昭和62・4 |
建帛社, PP.24〜33 PP.34〜41 PP.124〜131 |
執筆分第1章2節認知の発達(PP.24〜33)第1章3節情動・動機の発達(PP.34〜41)第4章1節教授=学習過程の構造(PP.124〜131)認知の発達に関して、知覚・嗜好・言語・記憶の各過程を概説した。
また、情動・動機の発達では、愛着・好奇心・フラストレーション耐性などについても概説した。さらに、教授=学習過程をどのように考えればよいかについて、認知心理学の視点
から述べた。 共著者名:加藤義明・塚田紘一・岡田守弘・石塚正一・上原貴夫・神宮英夫他3名 |
5 |
時間知覚の内的過程の研究 |
単著 |
平成元・2 |
風間書房(昭和63年度文部省科学研究費補助金・研究成果公開促進費) |
時間を知覚するための特別な感覚器官を持っていないにもかかわらず、なぜ時間を意識することができるのかという視点で時間知覚をもたらす内的過程を論じた。知覚判断やタッピンク課題での実験結果から知覚すべき時間の長さに応じて、2つの異なった内的過程が関与していることが明かと鳴った。これらは、短い時間での内的タイマーと長い時間での記憶を含めた認知過程の働きである。 |
6 |
はじめての心理統計−統計モデルの役割と研究法を考える− |
単著 |
平成元・11 |
川島書店 |
心理学ではなぜ統計を使わなければならないのかについて、心理学の研究パラダイムから論じた。心理学で最も多く使われている。統計手法について、多変量解析も含めて解説した。 |
7 |
心理学 |
単著 |
平成 2・4 |
東京教科書出版 |
心理学の全般について、適応・個性・発達・社会・学習・記憶・言語と思考・知覚・心理学の歴史について、概説した。 |
8 |
児童期の発達と学習 |
共著 |
平成 3・10 |
学芸図書, PP.109〜119 PP.134〜144 |
執筆分第[章学級集団(PP.109〜119)第]章児童の環境(PP.134〜144)学級集団では、学級集団を認知心理学的・社会心理学的にどのように考えればよいかを、学習指導との関係で概説した。児童の環境では、最近の児童をめぐる問題を社会学的に考察するとともに、人権の問題を中心に児童福祉の視点から教師の役割を考察した。 共著者名:下山 剛・糸井尚子・河野義章・今林俊一・岸 学・神宮英夫 |
9 |
青年期の発達と学習 |
共著 |
平成 4・3 |
学芸図書, PP.142 〜 151 |
執筆分第X章青年と環境(PP.142〜151)登校拒否・高校中退・自殺・非行の青年の不適応現象を、社会化の問題や社会環境の変化から概説した。 共著者名:藤原喜悦・下山 剛・河野義章・松下美知子・岸 学・神宮英夫他5名 |
10 |
スキルの認知心理学−行動のプログラムを考える− |
単著 |
平成 5・4 |
川島書店 |
練習によって、できないことができるようになっていくことは学習であり、さら にその行動がより洗練され適応的になった結果はスキルと呼ばれている。なぜ練習によって行動がこのように変化していくのかについて、その内的過程の変化から論じた。行動全般をスキルという視点でとらえて、認知心理学の新たな展開の可能性を示唆した。 |
11 |
新編感覚・知覚心理学ハンドブック |
共著 |
平成 6・1 |
誠信書房, PP.1553〜1562 PP.1563〜1564 PP.1565〜1579 |
執筆分第[部時間知覚第1章時間知覚研究の問題点と課題(PP.1553〜1562)第2章時間知覚の生物学的基礎(PP.1563〜1564)第3章時間知覚の感覚的過程と認知的過程(PP.1565〜1579)時間知覚研究の問題点と課題を、その方法論から論じた。そして、時間知覚の生物学的基礎と感覚的過程と認知的過程とについて、研究成果とともに考え方についても概観し、他の感覚属性にも適用しうる内的過程のモデルを提示した。 共著者名:大山 正・和気典二・増山英太郎・今井省吾・斎藤幸子・神宮英夫 他95名 |
12 |
学習意欲と学習指導−生きた学力を育てる− |
共著 |
平成 7・3 |
学芸図書, PP.154 〜 165 |
執筆分第X章情報教育における学習指導(PP.154〜165)情報教育の内容を問題解決という視点から論じ、日常生活との対応から、教育内容を考える必要があることを指摘した。 共著者名:下山 剛・岡本敏夫・河野義章・今林俊一・城 仁士・神宮英夫他3名 |
13 |
印象測定の心理学−感性を考える− |
単著 |
平成 8・4 |
川島書店 |
まわりの環境に対して、ある特定の印象を意識させる心の働きとして感性をとらえ、これを明らかにするための手立てとして印象の測定と分析をどのように行えばよいかを論じた。そして、このような視点で、従来の細分化された心理学をとらえ直し、これからの心理学の在り方を示唆した。 |
14 |
心理的時間−その広くて深いなぞ− |
共著 |
平成 8・9 |
北大路書房, PP.38〜49 PP.62〜71 PP.202〜217 |
執筆分第1書時間知覚第1節時間の感覚的処理と認知的処理(PP.38〜49)第3節時間知覚のモデルの応用−人の情報処理過程を調べる−(PP.62〜71)第4章タイミングと間第1節動作の時間的側面を規定する心理的時間(PP.202〜217)第1章第1節では、時間の長短によって関与する内的過程が異なることを、提示時間の比率再生の実験結果から明らかにした。また、第1章第3節では、時間知覚だけではなく大きさの情報の処理や注意のメカニズムの解明など、他の分野のモデルとして応用可能であることを示した。さらに、第4章第1節では、タッピング動作をもたらす内的過程との関連性を明らかにした。 共著者名:松田文子・甲村和三・平 伸二・調子孝治・山崎勝之・神宮英夫他20名 |
15 |
印象の工学−印象はどう測れば よいか− |
共著 |
平成 9・10 |
現代のエスプリ,No.364,PP.84 〜 98 |
執筆分やさしさの印象測定(PP.84〜98)人が人のやさしさを感じる時に、人のどのような側面がそのやさしさを規程しているのかを、重回帰分析とコンジョイント分析とによって分析した。判断の仕方によって、規定因が大きく異なることを明らかにした。 共著者名:大澤 光・森 典彦・須賀伸介・西川泰夫・槙 究・神宮英夫他 |
16 |
「印象の工学」とはなにか−人の「印象」を正しく分析・利用するために− |
共著 |
平成12・1 |
丸善プラネット,PP.82〜94 |
執筆分第3章第1節印象の分析は意図の分析(PP.82〜94)従来の印象の分析は、刺激‐印象‐反応という情報処理の流れを前提としている。印象を分析したつもりが、実はそのような印象を意識することになった「意図」を分析しているのではないかということをテーマとして、カタログの評価やサービスの評価について研究を行った。 共著者名:田川高司・土田義郎・大澤光・森典彦・西川泰夫・神宮英夫他7名 |
17 |
子どもを持たないこころ−少子化問題と福祉心理学− |
共著 |
平成12・3 |
北大路書房 |
少子化をもたらしている原因を明らかにするために行った面接調査から、人のこころの有り様を論じた。ライフプランの形成と、自分の親子関係の受け止め方などが、その原因となっていた。福祉の問題を心理学的アプローチから解決していく福祉心理学の立場から、少子化の解決策を提案した。 共著者名:青木紀久代・小嶋嘉子・神宮英夫 |
18 |
状況論 |
共著 |
平成13・10 |
教育システム情報ハンドブック Vol.3章3節,PP.43 〜 46 |
認知科学における認知の状況論について、研究の概要をまとめるとともに、他の認知科学研究との関連を自他の区別の科学哲学から論じた。 編者:教育システム情報学会 共著者名:岡本敏雄・神宮英夫他67名 |
19 |
感性をめぐる商品開発−その方法と実際− 第2章 感性工学が目指すべきこと |
共著 |
平成14・4 |
日本出版サービス |
工学の新しいパラダイムとして、今後感性工学が目指すべきことについて、「認知の状況論」と「自他の区別の科学論」とについて述べた。化粧品などの商品開発への応用について概説した。 共著者名:長沢伸也・神宮英夫他12名 |
20 |
認知科学辞典 |
共著 |
平成14・8 |
共立出版, PP.601 〜 602 |
感性・感性工学・官能評価・認知的精神物理学・印象の5項目について、解説を行った。 編者:日本認知科学会 共著者名:池田健一・神宮英夫他443名 |
21 |
学校教育辞典 |
単著 |
平成15・2 |
教育出版 |
因子分析・多変量解析・ノンパラメトリック分析・分散分析の各項目について解説を行った。 編者:今野喜清・新井郁男・児島邦宏 共著者名:市川伸一・篠原文彦・神宮英夫他308名 |
22 |
使える統計―Excelで学ぶ実践心理統計― |
共著 |
平成15・5 |
ナカニシヤ出版 |
記述統計から推測統計まで、エクセルを使って、解説するとともに、エクセルで統計を使いこなせるように工夫した。 共著者名:桜井広幸・神宮英夫 |
23 |
時間を作る時間を生きる -心理的時間入門- |
共著 |
平成16.3 |
北大路書房 4話、5話から8話、14話 |
時間と記憶、時間評価、テンポの問題について、時間の心理学的研究をわかりやすく読み物形式で解説した。 共著者名:松田文子・甲村和三・平 伸二・調子孝治・山崎勝之・神宮英夫 |
24 |
ワークショップ人間生活工学 第4巻 |
単著 |
平成16.12 |
丸善株式会社 4心理評価の方法 5統計的方法 |
4 人間工学で使われる心理評価の方法とその分析手法および応用について論説した。なお、応用的な部分(4-5)は、熊王康弘(米久株式会社)が担当した。 5 人間工学で使われる統計手法について解説するとともに、エクセルを使った分析方法について詳述した。 |
25 |
人間工学の百科事典 |
単著 |
平成17.3 |
丸善株式会社 |
人間工学に関する用語として、SD法、官能検査、実験的統制、ジョブサンプル法、内観分析、配偶法、見本、とを解説した。 |
26 |
マクロ人間工学−理論、方法と応用 第2章マクロ人間工学の方法論−参加 |
単著 |
平成18.3 |
日本出版サービス pp.23-41 |
従業員が会社の運営全般にわたって関わる際の参加のあり方について論じた内容で、マクロ人間工学の中でも参加型人間工学と呼ばれているアプローチの方法論を述べている。 |
(学術論文) |
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1 |
時間の長さの心理的分布について |
単著 |
昭和53・2 |
心理学研究 Vol.48,PP.337 〜 343 |
同じ時程であっても、長く感じたり短く感じたりする。この変動がどのような分布になっているかを、0.06秒の時程について、2件法の判断下での反応時間の分布から明らかにした。結果は、正規分布よりも三角分布の方がより良い当てはまりを示していた。 |
2 |
時間判断に及ぼす情報処理時間の影響について |
単著 |
昭和53・3 |
東京都立大学人文学報,No.125,PP.75 〜 89 |
時程そのものの処理結果と、その時程の中で行われた情報処理に要した時間との加重平均で知覚された時間が決まるというモデルを、0.04秒から0.24秒までの範囲で確かめた。 |
3 |
探索理論と注意の分割について |
単著 |
昭和53・9 |
日本行動計量学会第6回総会発表論文集,PP.162 〜 165 |
オペレーションズ・リサーチの手法の1つである探索理論を、注意の選択機構についてのモデルとして、視覚上での情報検出の課題に適用した。 |
4 |
情報処理時間と心理的時間との関係について |
単著 |
昭和53・10 |
日本心理学会第42回大会発表論文集,PP.310 〜 311 |
時程そのものの処理結果と、その時程の中で行われた情報処理に要した時間との加重平均で知覚された時間が決まるというモデルを、0.04秒から0.24秒までの範囲とより長い範囲とで確かめた。 |
5 |
探索理論と注意の分割について |
単著 |
昭和54・3 |
東京都立大学人文学報,No.133,PP.35 〜 52 |
オペレーションズ・リサーチの手法の1つである探索理論を、注意の選択機構についてのモデルとして、視覚上での情報検出の課題に適用した。そして、分割された注意の速度として、この理論の有効性を明らかにした。 |
6 |
Filled-duration illusion by successively presented visual stimuli. |
単著 |
昭和55・3 |
東京都立大学人文学報,No.138,PP.55 〜 60 |
提示時程内に複数の刺激が提示された場合の方が、提示されない場合よりも、長く感じられる。これは、充実時程錯覚と呼ばれている。マグニチュード推定法で行った実験結果は、0.6秒よりも長い時程ではこの錯覚が生じたが、短い時程では逆充実時程錯覚が生じた。 |
7 |
視覚的テンポによる充実時程錯覚 |
単著 |
昭和55・8 |
日本心理学会第44回大会発表論文集,PP.214. |
4つの提示時程が異なった場所に継時的かつ連続的に提示された時と、これらの合計時程が4個の場所で同時に提示された時と、1個の点で提示された時とで、充実時程錯覚にどのような違いがあるかを明らかにした。 |
8 |
文章理解による空間表象の形成 |
単著 |
昭和56・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.32,PP.145 〜 149 |
情景を模写した文章を読んで形成されるイメージについて、これを地図化する際の遂行時間から分析した。地図の授業との関係から、空間表象の形成について議論した。 |
9 |
家庭児童相談室にみる家庭内暴力 |
共著 |
昭和57・1 |
青少年問題 Vol.29,PP.14 〜 21 |
昭和53年度から昭和55年度の3年間で家庭児童相談員が扱った家庭内暴力の調査結果から、家庭児童相談員の役割と意識を論じた。(共同研究につき本人担当分抽出不可能) 共著者名:山本 保・神宮英夫 |
10 |
都市幼児の健康・安全行動の形成における母子相互作用について |
共著 |
昭和57・3 |
児童研究 Vol.61,PP.55 〜 71 |
本人担当部分64−71頁。5歳児の母親に対する親子関係診断テストの結果と、その幼児の健康・安全性についての調査結果との関係を、数量化III類によって分析し、健康・安全行動をもたらす望ましい養育態度を明らかにした。 共著者名:山本 保・神宮英夫 |
11 |
展開図に対する心的操作 |
単著 |
昭和57・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.33,PP.87 〜 94 |
立方体の展開図を心的に操作して、立方体をイメージ上で構成する課題で実験を行なった。心的操作を開始するまでの時間と操作に要した時間とから、この課題の要因を分析した。 |
12 |
都市幼児の健康・安全行動の形成における母子相互作用について(第3報) |
共著 |
昭和57・9 |
日本小児保健学会第29回大会発表論文集,PP.102 〜 103 |
5歳児の母親に対する親子関係診断テストの結果と、その幼児の健康・安全性についての調査結果との関係を、数量化III類によって分析し、健康・安全行動をもたらす望ましい養育態度を明らかにした。 共著者名:辰見敏夫・高城義太郎・高野 陽・園田雅代・斉藤欹能・神宮英夫 |
13 |
視覚的刺激テンポの充実時程錯覚に及ぼす効果 |
単著 |
昭和57・12 |
心理学研究 Vol.53,PP.296 〜 299 |
4つの提示時程が異なった場所に継時的かつ連続的に提示された時と、これらの合計時程が4個の場所で同時に提示された時と、1個の点で提示された時とで、充実時程錯覚にどのような違いがあるかを明らかにした。0.8秒以上では継時の方が同時よりも大きな錯覚量を示したが0.4秒以下では継時で逆錯覚が生じた。 |
14 |
認知技能の習得過程−バイオリ ン演奏の画像処理− |
単著 |
昭和58・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.34,PP.67 〜 73 |
バイオリン演奏の学習課程について、特に小指が弦を押さえる際の行動に注目した。その予測的行動がどのように進展していくかを、運動のプログラムの形成という視点から明らかにした。 |
15 |
イメージコミュニケーションと しての化粧の役割 |
単著 |
昭和58・5 |
化粧文化,No.8,PP.104 〜 116 |
人の顔を見てその人の印象を形成する際に、化粧がどのような働きを持っているかを、アイカメラを用いた実験から明 らかにした。 |
16 |
健康・安全行動における幼児の自己統制力 |
共著 |
昭和58・9 |
日本教育心理学会第25回大会発表論文集,PP.214 〜 217 |
幼稚園の年長児について、自分で自分の健康・安全行動についてどのようにコントロールできるかを、面接調査した。さらに、その母親には、このようなコントロールの力を延ばす養育態度をとっているかどうかを質問紙調査した。これらの関係から、健康・安全行動の形成には母子相互作用の中でどのような要因が重要かを明らかにした。 共著者名:園田雅代・神宮英夫 |
17 |
認知技能のタイミング過程−手書き文字の分析− |
単著 |
昭和59・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.35,PP.91 〜 95 |
文字を書く行動では、すでに運動のプログラムが形成されている。文字を書いている時の単位時間当りの手の動きの変化を分析することで、運動のプログラムの時間的特徴を明らかにした。 |
18 |
都市幼児の健康・安全行動の形成に関する母子相互作用について第2報−健康・安全行動における幼児の自己統制力− |
共著 |
昭和59・5 |
小児保健研究 Vol.43,PP.365 〜 370 |
幼稚園の年長児について、自分で自分の健康・安全行動についてどのようにコントロールできるかを、面接調査した。さらに、その母親には、このようなコントロールの力を延ばす養育態度をとっているかどうかを質問紙調査した。これらの関係から、健康・安全行動の形成には母子相互作用の中でどのような要因が重要かを明らかにした。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) 共著者名:園田雅代・神宮英夫 |
19 |
安全教育における母子関係の発達課題 |
共著 |
昭和59・6 |
教育心理学研究 Vol.32,PP.128 〜 133 |
3,4,5歳児の母親に対して、子どもの危険行動の評価・子どもの潜在的危険傾向・危険場面での禁止傾向・教育態度について質問紙調査を行なった。重回帰分析によって母親の禁止傾向を決定している要因が年齢によって異なることが明らかとなった。このことから、安全教育における母子関係の発達課題に関するモデルを提示した。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) 共著者名:高橋道子・神宮英夫 |
20 |
Cognitive Skill における時間的要因 |
単著 |
昭和59・10 |
日本心理学会第48回大会発表論文集,PP.247 . |
Cognitive skillとしての手書き文字の分析を通して、動作の時間的側面を明らかにして、技能の獲得過程の時間問題を論じた。 |
21 |
時間判断と動作の時間的側面とを規定する内的時間の研究(博士論文) |
単著 |
昭和61・2 |
東京都立大学 |
時間判断の結果は、短い時程と長い時程とでは異なっている。2秒以下の短い時程では、ある単位時間を持った内的タイマーによって、時間が知覚されていることを明らかにした。この単位時間は、最小0.025秒であった。この単位時間の倍数関係によって、時間が知覚されていた。さらに、動作の時間的側面を分析すると、同様の内的タイマーによって、一連の動作が規定されていることが明らかとなった。 |
22 |
バイオリン演奏における予測的行動 |
単著 |
昭和61・10 |
人間工学 Vol.22,PP.247 〜 252 |
バイオリン演奏の学習過程について、弦を押さえる指の動きから分析した。練習によって運動のプログラムが形成され一連の動作の予測性が増加し、次の動作へ移行するた動作間のタイミングを計る時間が短くなっていた。 |
23 |
時間知覚のWeber比とその内的過程 |
単著 |
昭和61・10 |
日本心理学会第50回大会発表論文集,PP.165. |
タッピングで産出された時程の標準偏差から、Weber比を求め、内的タイマーの単位時間を推定した。 |
24 |
認知技能のタイミング過程−手書き文字の分析II− |
単著 |
昭和63・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.39,PP.69 〜 76 |
ある大きさの文字を書いている時の単位時間当りの手の動きの変化を、自由に書く条件と自分が書いた文字をなぞり書きする条件と他者が書いた文字をなぞり書きする条件とで分析した。運動のプログラムの時間的特徴と、フィードバック情報の処理と、これら両者の関係とを論じた。 |
25 |
呈示時程のくり返し効果 |
単著 |
昭和63・10 |
日本心理学会第52回大会発表論文集,PP.566 |
時程の判断で、呈示時程を繰り返した時に、判断が偏る効果について、その原因を明らかにした。 |
26 |
Numerical processing of duration in temporal tracking behavior |
単著 |
平成元・12 |
Jpn.Psych. Res. Vol.31,PP.169 〜 178 |
タッピングで産出された時程の標準偏差から、内的タイマーの単位時間を推定した。最小単位時間は0.025秒であり、これらの倍数関係で産出すべき時程の知覚が規定されていることが明らかとなった。Weberの法則との関係で、このことが議論され た。 |
27 |
イメージと表現 |
共著 |
平成 2・2 |
音楽教育,No.156,PP.16 〜 19 |
音楽の表現にとって時間は重要な要因である。小学校の各学年で、教科書にのっている曲のテンポを調べた。これらの分布から、基準テンポ(テンポ・ジュスト)がM.M.120前後であることが明らかとなった。このことは、心理学的にどのようなことを意味しているのかを論じた。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) 共著者名:堺野宏樹・神宮英夫 |
28 |
内的時間の階層的チャンク化 |
単著 |
平成 2・6 |
日本心理学会第54回大会発表論文集,PP.527 |
時程の判断で、単位時間が内的過程として階層的にチャンク化されていることを、実験により確かめた。 |
29 |
印象測定論−1.全体的印象はいかに形成されるか− |
単著 |
平成 3・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.42,PP.159 〜 165 |
刺激−反応関係の中で、印象がどのように形成され、これが反応にどのように結びついていくのかについて、感性との関係から論じた。 |
30 |
感性における刺激属性の複合性 |
単著 |
平成 3・9 |
日本科学技術連盟官能検査 シンポジューム第21回発表報文集,PP.65 〜 68 |
鉛筆の物理的属性と、その鉛筆の使用によってもたらされた評価との関係から、どのような評価側面にどのような属性がかかわっているかを明らかにし、重回帰分析の問題を論じた。 |
31 |
感覚尺度における刺激属性の複合性 |
単著 |
平成 3・10 |
日本心理学会第55回大会発表論文集,PP.182 |
鉛筆の物理的属性と、その鉛筆の使用によってもたらされた評価との関係から、どのような評価側面にどのような属性がかかわっているかを明らかにし、属性間の関係を論じた。 |
32 |
プログラミング能力の測度としての反応時間 |
共著 |
平成 4・3 |
CAI学会誌 Vol.9,PP.33 〜 37 |
一般に、反応時間の長短は、課題の困難さやその内的過程の複雑さを反映していると考えられている。しかし、コンピューターのプログラムを理解するような下位課題が複雑に関係し合っている課題では、適切な測度とはなりえないことを明らかにした。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) 共著者名:渡辺祥子・渡辺 馨・神宮英夫 |
33 |
印象測定論−2.SD法を 考える− |
単著 |
平成 4・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.43,PP.99 〜 104 |
印象を測る方法として、通常SD法がよく使われている。この方法の問題点について、特に個人差の問題を論じた。個人差を量的違いとして表現するために、重みづけSD法を提案した。 |
34 |
遊の感性 |
単著 |
平成 4・9 |
日本科学技術連盟官能検査 シンポジューム第22回発表報文集,PP.151 〜 154 |
楽しさなどの側面について、感性評価の可能性について論じ、今後の官能評価の展開を明らかにした。 |
35 |
印象測定論−3.印象測定における時間の問題− |
単著 |
平成 5・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.44,PP.185 〜 189 |
日常よく経験される印象の時間的変化をどのように測定し分析すればよいかは、従来の知覚判断の研究ではほとんど論じられてこなかった。この測定と分析の問題点を指摘した。 |
36 |
感性・官能評価における時間の問題 |
単著 |
平成 5・5 |
日本人間工学会第34回大会講演集,PP.96 〜 97 |
時間的に変化する印象をどのように測定し分析すればよいかについて、2段階最小二乗法の適用の可能性について論じた。 |
37 |
感性と認知的精神物理学 |
単著 |
平成 5・9 |
日本科学技術連盟官能検査 シンポジューム第23回発表報文集,PP.61 〜 66 |
記憶によって物事を評価する場合に、従来の精神物理学がどの程度まで使用可能かについて論じた。 |
38 |
印象測定論−4.時系列的判断における2SLSによる因果分析− |
単著 |
平成 6・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.45,PP.179 〜 183 |
コンピュータのプログラミング作業の進行状況の時系列的評価の結果を2段階最小二乗法(2SLS)で分析した。時間的に変化する印象の因果性を分析する手法として、この方法の有効性を明らかにした。 |
39 |
コンビュータ・ソフトウェアの官能評価 |
単著 |
平成 6・6 |
日本人間工学会第35回大会講演集,PP.32 〜 33 |
2種類の表計算ソフトの使用時の評価について実験を行い、使いやすさを決定している要因を明らかにした。 |
40 |
匂いの表現とその共感覚性 |
単著 |
平成 7・6 |
日本人間工学会第36回大会講演集,PP.68 〜 69 |
香りの表現用語として、共感覚的表現がどの程度まで可能かについて、実験より明らかにした。 |
41 |
比喩を用いた教示によるファイ ル概念の理解 |
共著 |
平成 8・3 |
東京学芸大学紀要第1部門教育科学,No.47,PP.63 〜 71 |
情報教育に際して、コンビューターの専門用語の理解が常に問題となっている。ファイル概念の獲得について、日常生活での出来事を比喩として用いることで、容易になることを実験的に明らかにした。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) 共著者名:渡辺 馨・神宮英夫 |
42 |
少子家族のライフスタイル−健康・心理・社会面での特性分析/多子家族との比較研究− |
単著 |
平成 8・6 |
児童研究 Vol.75,PP.2 〜 8 |
少子化が子どもたちにどのような影響を与えているかを、一人っ子と兄弟の多い子との比較から、特に心理的特性と遊びをめぐる問題とから、明かにした。結果は、一人っ子が異年齢集団の中で遊ぶ率は少なく、兄弟数が多くても、遊び友達になるきっかけは、近所やクラスが一緒などの物理的条件による消極的な出会いが多かった。 |
43 |
常識における暗黙の構造−環境問題について− |
単著 |
平成 8・9 |
日本心理学会第60回大会発表論文集,PP.598 |
デマテル法を使って、環境問題の内的な関連構造を明らかにした。 |
44 |
書の観賞とその評価 |
単著 |
平成 8・9 |
日本科学技術連盟官能検査 シンポジューム第26回発表報文集,PP.167 〜 170 |
著名な書家たちの一対の書を見て、比較判断を繰り返した結果から、多次元尺度構成法により、書の鑑賞の評価基準を明らかにした。 |
45 |
やさしさの印象測定 |
単著 |
平成 8・10 |
第1回「印象の工学」ワークショップ予稿集,PP.27 〜 28 |
人が人に対して「やさしい」と感じるのは、何が原因かについて、タレントを対象とした評価実験から明らかにした。 |
46 |
子ども(幼児、小・中学生)の戸外活動の実態及び教育効果に関する学際的研究 |
共著 |
平成 8・11 |
平成7年度伊藤忠記念財団委託研究報告書 |
執筆分第1章はじめに(pp.1−10)第7章まとめと今後の施策への提言(pp.201−208)少子化によって受ける子どもの影響を論じ、特に戸外活動の減少がもたらす教育上の問題を指摘した。そして、調査結果を踏まえた今後の児童福祉施策の展開について指摘した。 共著者名:及川 研・近藤洋子・岡島佳樹・西郷康之・和田 実・神宮英夫他 |
47 |
常識における暗黙の構造−経済問題について− |
単著 |
平成 8・11 |
日本教育心理学会第38回総会発表論文,PP.407 |
デマテル法を使って、経済問題の内的な関連構造を明らかにした。 |
48 |
少子化の社会・心理的要因に関する調査研究報告書 |
共著 |
平成 9・8 |
年金福祉総合研究機構平成8年度委託調査研究報告書 |
執筆分第1章はじめに(pp.1−6)第2章調査方法(pp.7−11)第7章「親になること」についての印象測定の個人差分析(pp.137−144)第10章最後に(pp.171−174)少子化の原因を明らかにするために、単なる質問紙調査ではなく、半構造的な面接調査を行い、心理的問題について分析を行った。 共著者名:青木紀久代・小嶋嘉子・成田健一・小嶋 宏・永瀬伸子・神宮英夫他 |
49 |
印象の分析は意図の分析 |
単著 |
平成 9・8 |
第2回「印象の工学」ワークショップ予稿集,PP.53 〜 54 |
従来の印象の分析は、刺激‐印象‐反応という情報処理の流れを前提としている。印象を分析したつもりが、実はそのような印象を意識することになった「意図」を分析しているのではないかということをテーマとして、カタログの評価やサービスの評価について研究を行った。 |
50 |
香料の共感覚的表現 |
共著 |
平成 9・9 |
日本官能評価学会誌 Vol.1,PP.109 〜 113 |
香料を嗅覚以外の感覚で表現することで、嗅覚と他の4つの感覚間の相互関係を明らかにした。香料を、他の4つの感覚語で表現するとしたらどのような言葉が適切かを分析した結果嗅覚以外の感覚で表現すること(共感覚的表現)には、視覚と触覚とが関連しており、触覚が特に関連の深いことがわかった。 共著者名:桜井広幸・神宮英夫 |
51 |
匂いの共感覚的表現−色彩との関連性− |
共著 |
平成 9・9 |
日本心理学会第61回大会発表論文集,PP.492 |
香料を嗅覚以外の感覚で表現する共感覚的表現について、色彩との関係で実験を行い、視覚と嗅覚との関係を明らかにした。 共著者名:櫻井広幸・神宮英夫 |
52 |
時間の意識と因果の認識との関連性 |
単著 |
平成 9・9 |
日本教育心理学会第39回総会発表論文集,PP.381 |
デマテル法を使って、因果の推論と時間経過との間についての内的な関連構造を明らかにした。 |
53 |
化粧品の香り表現−共感覚と官能評価との関係− |
共著 |
平成 9・11 |
日本官能評価学会第2回大会発表論文集,PP.9 〜 10 |
微香性の化粧品を使って実験を行い、官能評価の用語として、共感覚的表現の可能性について論じた。 共著者名:櫻井広幸・神宮英夫 |
54 |
香りの共感覚的表現による化粧品の特徴分析 |
共著 |
平成 9・12 |
日本科学技術連盟第27回官能評価 シンポジウム発表報文集,PP.131 〜 134 |
微香性の化粧品を使って実験を行い、共感覚的表現の官能評価結果から、化粧品の特徴を明らかにした。 共著者名:岩田幸子・神宮英夫 |
55 |
サービスの官能評価―プラスアルファの品質としてのサービス― |
単著 |
平成 9・12 |
日本科学技術連盟第27回官能評価シンポジウム発表報文集,PP.135 〜 138 |
実際にものが存在しないサービスについて、どこまで官能評価が適用できるかについて論じた。 |
56 |
視覚障害者が持つ色彩の印象−色彩感情の象徴性− |
単著 |
平成10・6 |
第3回「印象の工学」ワークショップ予稿集,PP.21 〜 26 |
視覚障害者が持っている色彩感情を調査して、色彩感情をもたらす原因について論じた。 |
57 |
香りの共感覚的表現 ―感覚間の関連性― |
共著 |
平成10・10 |
日本心理学会第62回大会発表論文集,PP.578 |
香料を嗅覚以外の感覚で表現する共感覚的表現について、嗅覚以外の4つの感覚間の関係を明らかにした。 共著者名:櫻井広幸・神宮英夫 |
58 |
香りの共感覚的表現―複合表現における触覚語の役割― |
共著 |
平成10・11 |
日本官能評価学会第3回大会発表論文集,PP.17-18 |
香料を嗅覚以外の感覚で表現する共感覚的表現について、嗅覚以外の4つの感覚間の関係を明らかにし、触覚後の重要さについて論じた。 共著者名:櫻井広幸・神宮英夫 |
59 |
企画旅行(パッケージ商品)の評価−パンフレットからの印象と意図の推論− |
単著 |
平成11・1 |
第4回「印象の工学」ワークショップ予稿集,PP.229 〜 234 |
企画旅行のパンフレットを見て、旅行に行くという判断をする内的構造について、プレフマップ法を使って明らかにした。 |
60 |
官能評価における信号検出理論の役割 |
単著 |
平成11・3 |
日本官能評価学会誌 Vol.3,PP.47 〜 54 |
精神物理学的手法として、知覚判断の場面で使われている信号検出理論を概説し、官能評価場面での適用の可能性と問題点を指摘した。さらに、この問題点を克服するために、どのような工夫がありうるのかについて論じた。 |
61 |
パソコン会議システムによる大学院教育の試み |
共著 |
平成11・3 |
明星大学研究紀要,No.35,PP.143 〜 149 |
ISDN回線とパソコンによるテレビ電話会議システムを使って、実際に大学院の演習を行い、その授業に対する学習者と教授者の評価から、ソフトウェアー上の問題点改善点を明らかにした。 共著者名:櫻井広幸・杉本雅彦・倉持浩司・佐久本功達・神宮英夫 |
62 |
複合的な感覚の評価 |
単著 |
平成11・5 |
日本人間工学会第40回大会論文集(CD−ROM版) |
刺激が持っている感覚の属性は通常多様な側面を持っており、このような刺激の評価に対して、共感覚的表現が有効であることを、匂いの研究から明らかにした。さらに、触覚がその共感覚的表現の「司令塔」のような役割を持っていることが考えられた。 |
63 |
化粧品の香り表現に関する研究 |
単著 |
平成11・9 |
財団法人 コスメトロジー研究振興財団 Vol.7,PP.130 〜 137 |
香りの専門家ではない一般の人にわかりやすい香りの表現をどのようにすればよいかについて、官能評価実験を行った。香りを他の感覚、例えば「明るい』というように視覚で表現するような、共感覚的表現が適切であり、特に触覚に関係した今日感覚的表現用語が、最も適切であった。 |
64 |
暗黙の知識に基づいた時間知覚(エス効果) |
単著 |
平成11・9 |
日本心理学会第63回大会発表論文集,PP.439 |
時間と空間との関係に対して、空間が時間の評価に影響を及ぼすエス効果について、時系列的に呈示された静的情報の処理と暗黙の知識との関係について実験を行い、その規定因を明らかにした。 |
65 |
サービスを品質保証する |
単著 |
平成11・10 |
第29回日科技連官能評価シンポジウム,PP.67 〜 70 |
より日常場面に近い事態での官能評価をIII型官能評価と呼び、その具体的手法について提案した。そして、官能評価が、単なるものの評価だけではなく、サービスの評価についてもこの手法の適用が可能であることを論じた。 |
66 |
スキンケア製剤による感情変化 |
共著 |
平成11・11 |
第45回SCCJ研究討論会後援要旨集,PP.52 〜 54 |
スキンケア製剤のシステム使用に際して、感情がどのように変化していくのかについて、マグニチュード推定法とプロトコール分析を使って、時系列的な分析を行った。素の結果、製剤相互の関連性と感情面への特徴的名影響が明らかとなった。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・飯田一郎・菅谷良夫・神宮英夫 |
67 |
知覚判断の時系列性−ガムのかみ心地− |
単著 |
平成11・11 |
日本官能評価学会1999年度大会発表論文集,PP.9 〜 10 |
ものに対する評価は時間の経過とともに変化していくが、その変化を分析する適切な手法はあまり存在しない。ガムのかみ心地についての評価データを、グラフィカルモデリングの手法によって分析し、この手法の有効性を明らかにした。 |
68 |
評価用語としてのオノマトペの役割(1)・(2)・(3) |
共著 |
平成11・11 |
第1回日本感性工学会大会予稿集,PP.173 〜 175 |
乳液の官能評価に際して、通常使われている評価用語とは異なり、オノマトペを使って評価実験を行った。評価用語としての妥当性とともに、単なる物性面だけではなく感情面についての評価も同時に得られることが明らかとなった。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・神宮英夫 |
69 |
遠隔授業システムによる講義の運用と時系列評価 |
共著 |
平成12・3 |
明星大学研究紀要 Vol.36,PP.77 〜 88 |
ISDN回線とパソコンによるテレビ電話会議システムを使って行った授業に対する、学生の毎回の評価を、継時的に分析した。時系列的な変化から、効果的な授業運営のための要因を明らかにした。 共著者名:櫻井広幸・杉本雅彦・佐久本功達・倉持浩司・神宮英夫 |
70 |
感情を活かしたものづくり |
単著 |
平成12・6 |
日本人間工学会第41回大会論文集,PP.536 〜 537 |
乳液の官能評価に際して、通常使われている評価用語とは異なり、オノマトペを使って評価実験を行った。感情面についての評価から、物性面での乳液相互の関係を明らかにした。 |
71 |
スキンケア製剤による感情変化 |
共著 |
平成12・9 |
日本化粧品技術者会誌 Vol.34,No.3,PP.267 〜 272 |
スキンケア製剤のシステム使用に際して、感情がどのように変化していくのかについて、マグニチュード推定法とプロトコール分析を使って、時系列的な分析を行った。その結果、製剤相互の関連性と感情面への特徴的な影響が明らかとなった。このことは、今後の商品開発における新たな評価法への応用につながる可能性がある。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・飯田一郎・菅谷良夫・神宮英夫 |
72 |
感情を活かしたものづくり―オノマトペによるV型官能評価の可能性― |
単著 |
平成12・9 |
日本官能評価学会誌 Vol.4,No.2,PP.130 〜 134 |
乳液の官能評価に際して、通常使われている評価用語とは異なり、オノマトペを使って評価実験を行った。感情面についての評価から、物性面での乳液相互の関係を明らかにした。そして、新しい今後の官能評価の可能性を論じた。 |
73 |
暗黙の知識に基づいた時間知覚―形成された文脈の役割― |
単著 |
平成12・11 |
日本心理学会第64回大会発表論文集,PP.624 |
時系列的に呈示された静的情報の処理と暗黙の知識との関係について、時程の比較判断による実験を行った。呈示情報はマンガのコマであり、形成された文脈に応じた充実時程錯覚が生じていた。このことから、限られた情報から内的に形成された十全の情報の役割を明らかにした。 |
74 |
意図の知覚と推論―ストーリーの全体的雰囲気の役割― |
共著 |
平成12・11 |
日本心理学会第64回大会発表論文集,PP.626 |
変化する線画を時系列的に呈示して、物理的特徴の時間的変化から生起する全体の雰囲気をSD法を使って明らかにした。意識されたストーリーと雰囲気と物理的特徴との関係を論じた。 共著者名:森久見子・土田昌司・神宮英夫 |
75 |
感情表現としてのオノマトペ―対人関係を表現する― |
共著 |
平成12・11 |
日本心理学会第64回大会発表論文集,PP.634 |
オノマトペ(ギスギスなど)を使って対人関係を評価し、感情との関係を分析した。対人関係の表現用語としてオノマトペを使うことで、より感情の側面を明らかにする可能性のであることをわかった。 共著者名:関口洋美・神宮英夫 |
76 |
意図の知覚と推論―見たての役割― |
共著 |
平成12・11 |
日本心理学会第64回大会発表論文集,PP.625 |
変化する線画を時系列的に呈示して、形成された文脈を分析することから、物理的特徴の時間的変化と、線画を人に見たてることによって生起する心情的特徴との関係を明らかにした。 共著者名:森久見子・土田昌司・神宮英夫 |
77 |
テキスト型データは官能評価データとなり得るか |
単著 |
平成13・3 |
日本官能評価学会誌 Vol.5,No.1,PP.46 〜 51 |
商品に対するお客様からの様々な意見をテキスト型データとして扱い、これを官能評価データとしてどのように分析すればよいかを論じた。技術情報の伝達と、商品の連用に際しての意見とを例として、その分析方法を明らかにした。 |
78 |
化粧品の感性表現に関する研究 |
単著 |
平成13・4 |
FRAGRANCE JOURAL Vol.29,No.4,PP.80 〜 85 |
ひととものとのより親密な関係を明らかにするためには、ものに対するどのような評価用語が適切かを、共感覚的表現とオノマトペについての実験結果から論じた。この結果から、使用者の感情を考慮した商品開発の新しい可能性を明らかにした。 |
79 |
Time series judgments in Kansei evaluation |
単著 |
平成13・7 |
Kansei Engineering International Vol.2,No.3,PP.1 〜 4 |
ガムの噛み心地について、グラフィカル・モデリングを使って分析し、その時間的変化の様相を明らかにした。商品とある時間接したときの評価を考えて商品開発する際の手立てを提案した。 |
80 |
スキンケア化粧品のオノマトペと感嘆詞による評価 |
共著 |
平成13・9 |
日本官能評価学会誌 Vol.5,No.2,PP.112 〜 117 |
市販の乳液に関して、ヌルヌルどのオノマトペとオヤッなどの感嘆詞を使って、商品の評価を行い、評価用語の可能性を明らかにした。さらに、第一印象の感情の評価用語として、感嘆詞が可能性を持っていることが明らかとなった。 共著者名:竹本裕子・妹尾正巳・神宮英夫 |
81 |
感情を活かしたものつくり -感嘆詞の役割- |
共著 |
平成13・9 |
日本人間工学会第42回大会論文集,PP.254 〜 255 |
市販乳液を使用して、その品質の評価を感嘆詞によって実施した。乳液の品質構成によって、表現される感嘆詞が異なり、第一印象としての感情の表現用語の可能性が議論された。 共著者名:竹本裕子・妹尾正巳・神宮英夫 |
82 |
スキンケア化粧品の連用による感情変化 |
共著 |
平成13・9 |
第3回日本感性工学会予稿集2001,PP.150 |
感性商品開発における感情の役割を明らかにするために、化粧品の連用によってどのように感情が変化するかを明らかにした。感情の時系列変化の様相を踏まえた新たなコンセプトによる化粧品開発の可能性を示唆した。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・神宮英夫 |
83 |
スキンケア化粧品の”にせ薬”効果による感情変化 |
共著 |
平成13・9 |
第3回日本感性工学会予稿集2001,PP.151 |
感性商品開発におけるブランドの役割を明らかにするために、化粧品の連用によってどのように変化する感情とブランドとの関係を明らかにした。品質構成とブランドと感情との時系列変化の様相を踏まえた新たなコンセプトによる化粧品開発の可能性を示唆した。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・神宮英夫 |
84 |
オノマトペによる繊維の触感評価 |
共著 |
平成13・10 |
第31回官能評価シンポジウム発表報文集,PP.65 〜 70 |
繊維に対する感情品質を明らかにするために、オノマトペによる触感評価を行った。オノマトペが評価用語として、風合いとコシについてはある程度適切であったが、ヌメリやシャリについては不適切であった。 共著者名:大井康司・神宮英夫 |
85 |
暗黙の知識に基づいた時間知覚-Michotte型の因果知覚事態について- |
単著 |
平成13・11 |
日本心理学会第65回大会発表論文集,PP.328 |
単純な線画で構成された3枚の因果知覚事態を表す画像(スタートの辞典・ぶつかった時点・押し出された時点)と間の空白の画像との5枚を順次呈示し、2枚の空白画像の呈示時間の比較判断を求めた。時間知覚結果から、単純化されたスタティックな情報がどの程度まで処理されうるのかを明らかにした。 |
86 |
筆跡の真似とその官能評価 |
単著 |
平成13・11 |
日本官能評価学会2001年度大会発表論文集,PP.7 〜 8 |
筆跡を真似る練習過程を官能評価手法によって分析し、真似ることによって人の何が変化するのかを論じた。また、商品以外の評価にも官能評価の適用可能性があることを明らかにした。 |
87 |
化粧水連用による官能評価の変化 |
共著 |
平成13・11 |
日本官能評価学会2001年度大会発表論文集,PP.11 〜 12 |
ヒット商品としての化粧水をとりあげ、なぜロングセラーとなっているのかの原因を明らかにするために、品質構成を変化させたものを用意して、連用による評価実験を行った。 共著者名:竹本裕子・妹尾正巳・神宮英夫 |
88 |
ものづくりにおける共同過程に関する認知の状況論的研究 |
単著 |
平成13・11 |
平成13年度日本人間工学会関西支部大会発表論文集,PP.119 〜 120 |
初対面のメンバーが、あいまいな目標の下で共同してものづくりを行う事態を、認知の状況論(状況的認知)の視点から、時間的変化の様相を分析した。従来の作業結果からだけでは得られない知見を得て、チーム編成の仕方についての指針の設計を論じた。 |
89 |
手順の習得と生活環境デザイン |
共著 |
平成13・11 |
日本心理学会第65回大会発表論文集,PP.S28 |
生活環境の中で、手順の習得は適応的な生活のためには必要であり、このためのよりよい環境のデザインはどうあるべきかについて、ユーザビリティ・安全・認知などの面から、討論を行った。 共著者名:山本博樹・黒須正明・両角清隆・高橋秀明・土田昌司・神宮英夫 |
90 |
感情品質創出法 -冷凍食品について- |
単著 |
平成14・5 |
商品開発・管理学会第2回全国大会講演・論文集,PP.32 〜 35 |
ひととものとの関係の中で、ひとの感情に注目して、よりひとの感情に沿った商品を開発するための方法について明らかにした。冷凍食品の官能評価法を工夫することで、新たな商品開発の可能性を指摘した。 |
91 |
ものづくりにおける協働過程に関する認知の状況論的研究 |
単著 |
平成14・6 |
日本人間工学会第43回講演集,PP.601 〜 602 |
チームによって進行する協働過程の変化を、その変化の状況へメンバーが参加しており、その変化を各員がどのように捉えているかという視点で、分析した。このような視点は、認知の状況論と呼ばれている。従来のコミュニケーション分析では得られなかった特性を明らかにし、よりよい協働のあり方を提案した。 |
92 |
書字行動の熟達過程に関するグラフィカル・モデリングによる分析 |
共著 |
平成14・9 |
日本行動計量学会第30回大会発表論文抄録集,PP.106 〜 107 |
手書き文字の熟達過程を、所持時間や文字の大きさやペン移動距離などの多様なパフォーマンスの側面から分析した。手法としてグラフイカル・モデリングを使用し、その過程の推移を明らかにして、適切な練習方法の提案を行った。 共著者名:神宮英夫・石川正彰・須川幸治 |
93 |
化粧水連用による官能評価の変化 |
共著 |
平成14・9 |
日本官能評価学会誌 Vol.6,No.2,PP.116 〜 120 |
市販化粧水から、わずかに成分比率を変化させたサンプルを6種類用意し、壱週間の連用によって、評価がどのように変化するかを調べた。市販とサンプルそれぞれで、官能と感情の変化の方向が明らかとなり、今後の商品開発の指針を得ることができた。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・神宮英夫 |
94 |
書字における自動化処理-時間的に制約された状況- |
単著 |
平成14・9 |
日本心理学会第66回大会発表論文集,PP.683 |
書字行動の運動のプログラムを時間制約状況の下で崩して、その状況になれていく過程から、行動の自動化問題を明らかにするために実験を行った。運筆時間やペン移動距離などの多様なパフォーマンスの側面を分析して、自動化のプロセスを明らかにした。 共著者名:石川正彰・須川幸治・神宮英夫 |
95 |
香りの感性評価の階層分析 |
共著 |
平成14・9 |
日本感性工学会第4回大会,PP.117 |
コンディショナーの香りとしての適切度について、感性評価と論理的評価とを行ってもらい、AHPと重回帰分析とで、分析を行った。結果の不一致度から、全体的印象から個別の評価が規定されている可能性を明らかにした。 共著者名:長里彩子・神宮英夫 |
96 |
「住まい」における高齢者の手順習得-なぜできないのか?- |
共著 |
平成14・9 |
日本心理学会第66回大会発表論文集,PP.S26 |
生活環境の中で、特に住居での手順の習得は適応的な生活のためには必要である。しかし、高齢者には難しく、このために事故が多く発生している。高齢者の手順習得上の問題を明らかにして、事故を防ぐ手立てについて、討論を行った。 共著者名:山本博樹・原田悦子・海保博之・ |
97 |
遠隔共同作業の感性評価 |
単著 |
平成14・9 |
日本感性工学会第4回大会,PP.142 |
LANを介してのシステムでのテレビ会議で、共同作業を行ってもらい、その進行過程を雰囲気の評価によって明らかにした。日対面でのよりよい共同過程のあり方について論じた。 |
98 |
冷凍食品の食感評価の時系列分析 |
共著 |
平成14・9 |
日本感性工学会第4回大会,PP.118 |
冷凍春巻きを加熱調理後時間を置いて食してもらい、その食感評価を行った。グラフイカルデリングによって時系列分析を行い、商品開発のための新たな視点について論じた。 共著者名:井上賀晴・神宮英夫 |
99 |
書字行動での熟達の残存効果 |
共著 |
平成14・11 |
平成14年度日本人間工学会関西支部大会,PP.86 〜 87 |
書字行動の運動のプログラムを制約状況の下で崩して、その状況になれていく過程から、行動の自動化問題を明らかにするために実験を行った。制約状況として時間と評価と模倣の3条件でその効果和比較し、自動化のプロセスを明らかにした。 共著者名:神宮英夫・石川正彰・須川幸治 |
100 |
冷凍食品における食感特性の時系列分析 |
共著 |
平成14・11 |
平成14年度日本人間工学会関西支部大会第4回大会,PP.88 〜 89 |
冷凍春巻きを加熱調理後時間を置いて食してもらい、その食感評価を行った。主成分分析を行い、主成分得点の時系列変化の結果から、商品開発のための新たな視点について論じた。 共著者名:井上賀晴・神宮英夫 |
101 |
感嘆詞を用いたシャンプーの香りの感性評価 |
共著 |
平成14・11 |
平成14年度日本人間工学会関西支部大会,PP.90 〜 91 |
シャンプーの香りを、通常の感情語と感嘆詞とで評価してもらい、主成分分析と数量化III類の分析結果から、感嘆詞の評価用語としての可能性を論じた。 共著者名:長里彩子・妹尾正巳・神宮英夫 |
102 |
オノマトペによる冷凍食品の食感評価 |
共著 |
平成14・11 |
日本官能評価学会2002年度大会講演要旨集,PP.20 〜 21 |
冷凍春巻きを加熱調理後時間を置いて食してもらい、その食感評価を「さくさく」などのオノマトペで行った。主成分分析を行い、主成分得点の時系列変化の結果から、商品開発のための新たな視点について論じた。 共著者名:井上賀晴・神宮英夫 |
103 |
共感覚的表現によるコンディショナーの香り表現に関する研究 |
共著 |
平成14・11 |
日本官能評価学会2002年度大会講演要旨集,PP.18 〜 19 |
コンディショナーの香りを、嗅覚以外の感覚に関係する言葉で評価してもらい、重回帰分析の結果から、頭髪化粧品にとっての適切な香りとその表現の的確さについて明らかにした。 共著者名:長里彩子・神宮英夫 |
104 |
Change in affections by continuous use of skincare cosmetics |
共著 |
平成15・4 |
Kansei Engineering
International Vol.3 N.3 pp.31-36 |
市販化粧水から、わずかに成分比率を変化させたサンプルを7種類用意し、壱週間の連用によって、評価がどのように変化するかを調べた。市販とサンプルそれぞれで、官能と感情の変化の方向が明らかとなり、さらに顧客の感情変化の構造が明らかとなり、今後の商品開発の指針を得ることができた。 共著者名:妹尾正巳・竹本裕子・神宮英夫 |
105 |
感性教育玩具の開発とその効果に関する研究- 賦香玩具について - |
共著 |
平成15・6 |
児童研究 Vol.82, pp.55-61 |
幼児用として、香りに興味を持ってもらう玩具を開発して、幼稚園教諭への面接調査と幼児への実験を行い、その玩具の効果を検証するとともに、改善点を明らかにした。 共著者名:國枝里美・神宮英夫 |
106 |
感性評価による冷凍食品の品質確保に関する研究 |
共著 |
平成15・8 |
日本品質管理学会大72回中部支部研究発表会 pp.8-11 |
「さくさく」などのオノマトペを評価用語として、自社と他社との4種の冷凍コロッケを食して評価してもらった。調理語の時間経過との関係から、自社品の改善点を明らかにした。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
107 |
香りの感性評価での階層性 |
共著 |
平成15・8 |
Aroma Research Vol.4, pp.25-28 |
シャンプー・コンデショナ−の香りについての感性評価結果について、AHPと重回帰分析を行い、評価の階層性を明らかにした。そして、重回帰分析が相応する評価事態では、総合評価が個別評価を規定する側面が存在することを明らかにした。 共著者名:長里彩子・神宮英夫 |
108 |
「住まい」における高齢者の手順習得(2)-安心・安全な生活を求めて- |
共著 |
平成15・9 |
日本心理学会第67回大会発表論文集 S68 |
生活環境の中で、特に住居での手順の習得は適応的な生活のためには必要である。しかし、高齢者には難しく、このために事故が多く発生している。高齢者の手順習得上の問題を明らかにして、安心・安全な生活を保証するための手立てについて、討論を行った。 共著者名:山本博樹・海保博之・ |
109 |
書字における自動化処理-時間的に制約された状況- |
共著 |
平成15・9 |
日本心理学会第67回大会発表論文集 pp.689 |
書字行動の運動のプログラムを時間制約状況の下で崩して、その状況になれていく過程から、行動の自動化問題を明らかにするために実験を行った。空筆部分の制約がパフォーマンスの各側面にどのように影響するかを分析して、自動化のプロセスを明らかにした。 共著者名:石川正彰・須川幸治・神宮英夫 |
110 |
感性評価による食品の匂い特性に関する研究 |
共著 |
平成15・9 |
日本味と匂学会第37回大会予稿集 pp.123 |
ローストビーフの感性評価実験から得られた結果をもとに、工程の修正を行い、製品のリニューアルを実施し、現行品との比較を行った。当該の問題だけではなく、全体的な官能特性の構造の変化が見られた。このような方法による商品開発システムとしての可能性が明らかとなった。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
110 |
シャンプー&コンデショナーと香りとの関係 @A |
共著 |
平成15・10 |
第5回日本感性工学会大会予稿集 pp.155-156 |
同一のシャンプー&コンデショナーに7種類の香りを賦香して、感性評価実験を行った。香りと評価側面との関係を分析した結果、香りによって、感触の違いが見られた。 同一のシャンプー&コンデショナーに7種類の香りを賦香して、1週間の連用による感性評価実験を行った。香りと評価側面との関係を分析した結果、香りによって、感触の違いが見られ、連用によってその効果が増徴される傾向にあった。 共著者名:妹尾正巳・元永千穂・竹本裕子・神宮英夫 |
111 |
感性評価でのテキスト型データの役割 |
共著 |
平成15・10 |
第5回日本感性工学会大会予稿集 pp.161 |
日常的な状況で、ローストビーフを食してもらって、自由に感じたことを発話してもらった。これらの発話データをテキスト型データとして分析し、感性評価データとしての可能性を明らかにした。 共著者名:熊王康宏・井上賀晴・神宮英夫 |
112 |
感性評価による食感品質に関する研究 |
共著 |
平成15・11 |
第33回日本品質管理学会大会研究発表要旨集 pp.63-66 |
ハンバーグの感性評価結果からリニューアルポイントを明らかにし、試作品を作成し、現行品との比較評価を行った。これらの結果から、感性評価による商品開発のシステムを提案した。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
113 |
「サザエさん」に教えてもらったこと |
単著 |
平成15・11 |
月刊健康 共同通信社 pp.40-41 |
幼児の健康・安全教育について、「サザエさん」を題材にして、研究が行われたことを紹介した。 |
114 |
食品におけるテキスト型データの分析と役割 |
共著 |
平成15・11 |
日本官能評価学会2003年度大会講演要旨集 pp.21-22 |
食品を食べて感じたことを自由に発話してもらった内容をテキスト型データとして分析を行い、その評価構造の時間的変化を推移確率によって分析を行い、単なる評価結果とは異なる知見を得た。 共著者名:小川晴子・熊王康宏・神宮英夫 |
115 |
食品に関する評価の構造分析 |
共著 |
平成15・11 |
日本官能評価学会2003年度大会講演要旨集 pp.23-24 |
ハンバーグでパティが同じものを食べて得られた評価結果を、グラフィカルモデリングで分析し、評価構造を明らかにした。ソースの違いによって大きく構造が異なり、食感品質としての、人と食品との関係性について議論した。 共著者名:井上賀晴・熊王康宏・神宮英夫 |
116 |
感性評価による食感品質の変化に関する研究 |
共著 |
平成15・11 |
日本官能評価学会2003年度大会講演要旨集 pp.25-26 |
ハンバーグで、製造直後と賞味期限直前とのものを比較評価し、多変量解析を行なった結果、賞味期限内であっても、製造直後よりも評価結果が悪化していた。単なる細菌問題だけではなく、食感品質からの賞味期限を考える必要があることについて議論した。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
117 |
統計数学入門第3回順位法 |
単著 |
平成15・11 |
ヒューマンインターフェイス学会誌 Vol.5, pp.249-252 |
官能評価手法の中の順位法について、実験方法と分析方法について解説し、実施に際して期をつける点を指摘した。 |
118 |
携帯通信技術が人の行動様式に及ぼす影響に関する認知の状況論的研究 |
単著 |
平成15・12. |
財団法人電気通信普及財団 No.18, pp.221-227 |
携帯通信技術の発達によって変化した認知とパフォーマンスの家計を認知の状況論オ視点から、TV会議システムを津かつた作業場面と携帯電話による待ち合わせ場面との実験を行った。これらの研究成果から、今後の携帯通信技術のシステム開発の可能性を論じた。 |
119 |
感性評価によるローストビーフの匂い特性に関する研究 |
共著 |
平成15・12. |
日本味と匂学会誌 Vol.10, pp.789-792 |
ローストビーフの感性評価実験から得られた結果をもとに、改善点を提案し、工程の修正を行い、製品のリニューアルを実施し、現行品との比較を行った。当該の問題だけではなく、全体的な官能特性の構造の変化が見られた。このような方法による商品開発システムとしての可能性を論じた。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
120 |
”香り”が行動改善 |
|
平成16・1 |
化学工業日報 |
香りがもたらす行動改善効果について、知的障害児や痴呆老人での研究成果の紹介。 |
121 |
TV会議システムによる遠隔コミュニケーションの感性要因 |
共著 |
平成16・7 |
工学・工業教育研究講演会講演論文集 pp.407-408 |
TV会議システムを使った遠隔共同作業の分析から、感性除法の伝達を円滑に進めて言うための手立てを提案して、遠隔授業の可能性を明らかにした。 共著者名:鳥居塚崇・神宮英夫 |
122 |
The relationship
be- tween shampoo, con- ditioner, and their fragrance. |
共著 |
平成16・7 |
14th
International Sym- posium on Olfaction and Taste / 38th Japanese
Association for Taste and Smell pp.93 |
シャンプー・コンディショナーに付加した香りの種類によって,シャンプー・コンディショナーの触感や洗髪後の仕上がり感に大きな違いが出ることを,官能評価実験より明らかにした。 共著者名: 妹尾正巳・元永千穂・神宮英夫 |
123 |
The
effect of fragrance to the behavior im- provement of the el- derly. |
共著 |
平成16・7 |
14th International Sym- posium
on Olfaction and Taste / 38th Japanese Association for Taste and
Smell pp.94 |
音楽療法場面で香りを使用することで,療法効果の改善が見られた.痴呆老人の行動を沈静化する香りと活性化する香りがあることが明らかになった。 共著者名:國枝里美・澤野清仁・神宮英夫 |
124 |
食感の感性評価用語に関する研究 |
共著 |
平成16・8 |
感性工学研究論文集 Vol.4, No.2, pp.77-80 |
冷凍春巻きの感性評価実験を行う際に,通常使われている評価用語とともにカリカリなどのオノマトペを使った.オノマトペが評価用語として有用であり,製品開発にとって新たな視点を与えてくれる結果が得られることが明らかになった。 共著者名:熊王康宏・井上賀晴・神宮英夫 |
125 |
感性評価による商品構成部分の品質比較に関する研究 |
共著 |
平成16・9 |
日本品質管理学会第75回研究発表会発表要旨集 pp.13-16 |
ベーコンの部位の違いに対する感性評価結果について、評価項目間での値に差異が無いにもかかわらず、項目間の構造に違いの有ることをグラフィカルモデリングを使って明らかにした。感性構造の違いに着目した、商品開発の可能性を論じた。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
126 |
感性評価による食感品質の構造分析 |
共著 |
平成16・9 |
第6回日本感性工学会予稿集 pp.162 |
職人の評価が大きく異なっているにもかかわらず,消費者の評価は異ならない場合がある.この原因が,評価構造の違いにあるのではないかと考え,製造法の異なる生ハムで評価実験を行い,グラフィカルモデリングで分析を行った.評価項目間の関係性の違いが,評価の違いをもたらしていることが明らかとなった。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
127 |
香りがもたらす雰囲気の感性評価 |
共著 |
平成16・9 |
第6回日本感性工学会予稿集 pp.163 |
香りを賦香した楽器を使った音楽療法場面で,痴呆老人の行動のデータと,第三者がビデオを見て評価した雰囲気とを比較して,雰囲気を何によって知覚しているのかを研究した。 共著者名:國枝里美・神宮英夫 |
128 |
「住まい」における高齢者の手順修得(3) – いかにサポートするか - |
共著 |
平成16・9 |
日本心理学会第68回大会発表論文集 W19 |
高齢者の手順修得とはどのようなものかという認知メカニズムの検討を踏まえて,「住まい」における高齢者の手順修得をサポートするためにはどのようにすればよいかについて議論した。 共著者:山本博樹・鈴木敬明・南部美砂子・海保博之・権藤恭之・神宮英夫 |
129 |
書字における自動化処理 – 文字間・文字内における空筆運動の制約 - |
共著 |
平成16・9 |
日本心理学会第68回大会発表論文集 pp.612 |
手書き文字を3次元空間上での運動変化の分析から,書字行動をもたらす運動のプログラムの働きについて,空筆運動の分析から明らかにした。 共著者名:石川正彰・須川幸治・神宮英夫 |
130 |
官能評価による食感品質の時系列変化に関する研究 |
共著 |
平成16・10 |
日本官能評価学会誌 Vol.8, No.2, pp.102-107 |
製造直後と賞味期限当日との製品について、レトルトのハンバーグを使用して官能評価を実施した。おいしさ食べたさなどを含めた食感品質が、時間経過とともに大きく変化しており、単なる微生物的な問題だけで賞味期限を設定することの問題を議論した。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
131 |
官能設計を用いた食感品質の改善に関する研究―オノマトペによる冷凍食品の食感評価― |
共著 |
平成16・11 |
日本官能評価学会2004年度大会講演要旨集 pp.32-33 |
冷凍コロッケを用いて、調理後の時間経過によって、官能評価結果がどのように異なるかを、サクサクなどのオノマトペを使って明らかにした。この結果から、時間が経過してもおいしい冷凍コロッケを開発するためのリニューアルポイントを提案した。 共著者名:熊王康宏・神宮英夫 |
132 |
香りの行動改善効果の時系列官能評価 |
共著 |
平成16・11 |
日本官能評価学会2004年度大会講演要旨集 pp.68-69 |
楽器に香りを賦かして、知的障害児に音楽療法を実施し、このビデオ録画を複数のパネルに視聴してもらい、当該児の行動の変化と気持ちの変化とを評価してもらった。時間的変化に応じた評価とその分析手法を開発し、その有効性を確認した。 共著者名:國枝里美・神宮英夫 |
133 |
インターネットによる子育て支援の可能性に関する面接調査研究 |
共著 |
平成17・2 |
財団法人 子ども未来財団 平成16年度児童関連調査研究等事業報告書 |
子育て中の母親に面接調査を行い、子育て支援におけるインターネットの役割について、情報提供と仲間つくりと専門家によるカウンセリングとの可能性があることが明らかにした。親の心の問題を理解したサイト内容の展開が必要であった。 |
134 |
Kansei interaction between flavor
and texture in eating quality |
共著 |
平成17.3 |
2005 IEEE networking,
sensing and control processing |
3種の香りをソーセージに添加して、その食感の変化を感性評価によって明らかにした。添加する香りによって、同じ素材でも大きく食感の側面が異なっていた。 共著者名:国枝里美・熊王康弘・神宮英夫 |
135 |
Kansei
interaction between fragrance and behavior in music therapy |
共著 |
平成17.3 |
2005 IEEE networking,
sensing and control processing |
痴呆高齢者の行動を香りの種類によって改善できることを、音楽療法の効果から明らかにした。シナモンが行動と感情の抑制効果を持ち、ジャスミン・グレープフルーツ・ペパーミントが行動と感情の促進効果を持っていた。 共著者名:国枝里美・神宮英夫 |
136 |
技能遂行での段取りに関する研究 |
共著 |
平成17.5 |
日本認知心理学界第3回大会発表論文集 pp.42 |
スキルとしての組立作業を選び、その遂行結果をエラー数と総作業時間で分類し、パフォーマンスを評価した。よいパフォーマンスを示した参加者が持つ組立てパターンと作業パターンとから、作業における段取りの特質を明らかにし、どのような段取りがよいパフォーマンスをもたらすのかを論じた。 共著者名:笠松慶子 |
137 |
雰囲気の把握とアサーションの関係 |
共著 |
平成17.5 |
日本認知心理学界第3回大会発表論文集 pp.165 |
コミュニケーション場面で、相手や場所、その場の雰囲気などを考慮して自己主張を上手に出来ることがアサーションであり、これを雰囲気の把握との関係で明らかにするために調査を行い、雰囲気の把握の重要さを明らかにした。 共著者名:岩室暖佳 |
138 |
IF
THEN型評価によるブランドマネージメント |
共著 |
平成17.6 |
商品開発・管理学会第5回全国大会講演・論文集 pp.50-53 |
ブランドイメージが固定している3種の乳酸飲料を使って、どのようなイメージであれば付加してもそのブランドイメージを壊すことなくイメージ拡張を行うことができるかを、IF THEN型評価によって明らかにする。付加するイメージ(飲むシーンで限定)をIFで設定し、THENの評価はオノマトペと感嘆詞を用いて、調査を行った。 共著者:小池美矢 |
139 |
インターネットによる子育て支援の可能性 |
単著 |
平成17.8 |
財団法人こども未来財団 こども未来 pp.7-9 |
ITを活用した子育て支援の可能性について、単なる情報提供だけではなく、子育て中の親が仲間を作って、地域の子育て環境を改善していく可能性について論じた。 |
140 |
IF
THEN型感性評価とプロトコールによるブランドマネージメント |
共著 |
平成17.9 |
第7回日本感性工学会大会予稿集 pp.119 |
ブランドイメージが固定している3種の乳酸飲料を使って、どのようなイメージであれば付加してもそのブランドイメージを壊すことなくイメージ拡張を行うことができるかを、IF THEN型評価によって明らかにする。付加するイメージ(心理的状況で限定)をIFで設定し、THENの評価は二人のパネルの自由発話によった。そのプロトコールを分析して、イメージに合った品質構成を明らかにした。 共著者:小池美矢 |
141 |
商品コンセプト文による感性イメージの解析 |
共著 |
平成17.9 |
第7回日本感性工学会大会予稿集 pp.293 |
自動車に関して、WEB上での商品コンセプト文を収集・解析して、各社のイメージ戦略の違いを感性の側面から明らかにした。収集・解析に際して、形容詞+名詞の単位で分析して、感性の特徴を解析する方法を提案した。 共著者:西藤栄子 |
142 |
感性評価によるパッケージの潜在能力に関する研究 |
共著 |
平成17.9 |
第7回日本感性工学会大会予稿集 pp.353 |
製品のパッケージが持っている中身に与える影響力について、ハンバーグを食したときの感性評価結果から明らかにした。パッケージを見たときと見ないときとでの評価結果の違いから、特に食感に関わる評価内容への影響力を持っていた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
143 |
書字における自動化処理-タイプAとの関連性- |
共著 |
平成17.9 |
日本心理学会第69回大会発表論文集 pp.733 |
書き手の行動特性としてタイプAに着目し、筆跡ならびに書字行動にどのように関係しているかを、書字の形態的側面と運動的側面との分析から明らかにした。特に時間に関わる運動的側面で強い関係性が見られた。 共著者:石川正彰・須川幸治 |
144 |
果実系香料を用いた食肉製品の感性評価とその構造分析 |
共著 |
平成17.9 |
日本味と匂学会第39回大会予稿集 pp.63 |
香りによって感じるおいしさの違いをソーセージの感性評価によって明らかにし、香りを主役とした製品開発の可能性を論じた。 共著者:熊王康宏・国枝里見 |
145 |
ことばの習得訓練における香りの効果 |
共著 |
平成17.9 |
日本味と匂学会第39回大会予稿集 pp.115 |
香りによって情意が変化し行動を変化させることができるということを、言語障害児の言語治療訓練と健常者の言語学習とで明らかにした。 共著者:国枝里見・所一彦 |
146 |
テレビ会議システムの表示形態によるコミュニケーションの快適性研究 |
共著 |
平成17.10 |
日本人間工学会・関東支部第35回大会 pp.31-32 |
音声遮断状況でTV会議システムを通してコミュニケーションを行ったとき、自画面と相手画面との提示形態の違いによって、快適度が異なり、視線移動と注意との関係が議論された。 共著者:藤岡裕幸 |
147 |
高齢者介護を想定した階段降下時の心理的依存に関する研究 |
共著 |
平成17.10 |
日本人間工学会・関東支部第35回大会 pp.47-48 |
高齢者疑似体験ツールを着用しての階段降下の実験を行った。身体のふらつきの分析から、介助者がツールをつけている老‐老介護の事態よりも、介助者がつけていない老‐若介護の事態でふらつきが大きく、心理依存存を考慮した介護やバリアフリー設計の必要性が明らかとなった。 共著者:松岡恵子 |
148 |
パッケージの効果とその改善に関する官能評価研究 |
共著 |
平成17.11 |
日本官能評価学会第10回記念大会講演要旨集 pp.58-59 |
パッケージがもつ中身の商品への影響力を明らかにするために、パッケージのリニューアルしたものと現行品との官能評価を行った。パッケージ見ずに中身の食品を食べた時と、見て食べた時との比較から、風味への影響力を検出し、パッケージの効果を明らかにした。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
149 |
IF−THEN型官能評価による風味改良手法に関する提案 |
共著 |
平成17.11 |
日本官能評価学会第10回記念大会講演要旨集 pp.60-61 |
ブランドイメージを維持しながら新製品を開発するための手法として、IF−THEN型官能評価を提案し、その結果から仕様書への落とし込みの手立てについて、乳酸飲料をサンプルとして実験を行った。 共著者:田手早苗・小池美矢 |
150 |
インターネットによる子育て支援に関する面接調査 |
共著 |
平成17.11 |
日本児童学会平成17年度第1回学術研究集会研究発表抄録集 pp.1-2 |
子育て支援にインターネットがどのような役割を果たしうるのかを母親に面接調査して、単なる情報の受信のみではなく、インターネットを通じて仲間作りのできる環境が求められていることが明らかとなった。 共著者:平山敦子・青木紀久代 |
151 |
果実系香料を用いた食肉製品の感性評価とその構造分析 |
共著 |
平成17.12 |
日本味と匂学会誌 V.12,N.3,pp.283-286 |
3種類の香料をソーセージに練り込み、香りによって感じるおいしさの違いを香りなしソーセージとの感性評価の違いによって明らかにし、香りを主役とした製品開発の可能性を論じた。 共著者:熊王康宏・国枝里見 |
152 |
ことばの習得訓練における香りの効果 |
共著 |
平成17.12 |
日本味と匂学会誌 V.12,N.3,pp.541-544 |
香りによって情意が変化し行動を変化させることができるということを、健常者でイタリア語の初学者による言語学習と言語障害児の言語治療訓練とで明らかにした。香りがもつ新たな可能性について論じた。 共著者:国枝里見・所一彦 |
153 |
インターネットによる子育てサークルのネットワーク化に関する調査研究 |
共著 |
平成18.2 |
財団法人 子ども未来財団 平成17年度児童関連調査研究等事業報告書 |
ホームページを立ち上げ、子育て中の母親への情報提供を行い、他の親とのかかわりについての波及効果を調査した。特に、このようなHPの作成ガイドラインを提案した。 共著者:青木紀久代 |
154 |
商品コンセプト文による感性イメージ解析方法の提案 |
共著 |
平成18.3 |
日本感性工学会感性商品研究部会第27回研究会発表資料 |
自動車の商品コンセプト文をHP上より抽出して、このようなテキスト型データーを分析して、コンセプトやブランドイメージを解析する方法を提案した。 共著者:西藤栄子・則武茂年・大野宏司・荒木円博 |
155 |
焼き豚の製法が官能評価に及ぼす影響−職人パネルと一般パネルの比較− |
共著 |
平成18.4 |
日本官能評価学会誌 Vol. 10 、No. 1 、pp. 37
-42 |
製法の違いによる焼き豚の官能評価結果が、職人と一般の人でどのように異なるかを、グラフィカルモデリングを用いて分析した。評価構造に違いはなかったが、単純な評価結果に違いがあった。このことから、職人技の本質を明らかにでき、その伝承の可能性を論じた。 共著者:熊王康宏 |
156 |
感性に訴えるものづくり−官能設計工学のすすめ− |
単著 |
平成18.6 |
商品開発・管理学会第6回全国大会講演論文集 pp. 1 -4 |
製品の品質構成化が難しい感情特性を具現化するための手法として、官能設計工学を提案し、その事例を紹介した。 |
157 |
心的特性を織り込んだバリアフリーデザインの可能性 |
共著 |
平成18.6 |
日本人間工学会誌(日本人間工学会第47回大会講演集) Vol. 42 、pp.
330 -331 |
行動支援器具が存在することで心的に依存する状況が、かえって事故を招く危険性を指摘し、このような心的特性を考慮したバリアフリーデザインの可能性を、手すりの使用実験から論じた。 共著者:松岡恵子・田中吉史 |
158 |
香りが人に与える効果 |
共著 |
平成18.6 |
AROMA RESEARCH Vol. 7 、No. 2 、pp. 113
-120 |
行動を変化させるという香りの新たな機能について、音楽療法や言語治療などの分野での研究成果を紹介し、その意味と意義について論じた。 共著者:國枝里美 |
159 |
グラフィカルモデリングによる製品リニューアルに関する研究 |
共著 |
平成18.8 |
日本品質管理学会第82回研究発表会発表要旨集 pp. 29 -32 |
市販品と高級品の生ハムの感性評価結果結果をグラフィカルモデリングで解析し、2種の製品のリニューアルポイントを明らかにし、これらの製造工程を特定することができることを論じた。 共著者:熊王康宏 |
160 |
商品コンセプト文による感性イメージの解析(2) −商品対応分析の必要性− |
共著 |
平成18.9 |
第8回日本感性工学会大会予稿 pp. 287 |
昨年度に開発した感性イメージ解析法の有効性を確認するために、商品群のイメージの枠組みを持った人ともっていない人との結果の比較を行った。 共著者:西藤栄子・賀戸大輔 |
161 |
商品コンセプト文による感性イメージの解析(3) −イメージコミュニケーション分析− |
共著 |
平成18.9 |
第8回日本感性工学会大会予稿 pp. 288 |
商品コンセプト文全体からのイメージと製品イメージとの一致問題を、開発した感性イメージ解析法から分析し、この有効性を確認した。 共著者:西藤栄子・賀戸大輔 |
162 |
商品コンセプト文による感性イメージの解析(4) −コンセプト文の構成手法の提案− |
共著 |
平成18.9 |
第8回日本感性工学会大会予稿 pp. 289 |
今までの結果を踏まえて、各文のイメージを開発した感性イメージ解析法から分析し、コンセプト文の構成手法の提案の行った。 共著者:西藤栄子・賀戸大輔 |
163 |
感性評価によるスペアリブの食感品質に関する研究 |
共著 |
平成18.9 |
第8回日本感性工学会大会予稿 pp. 290 |
市販のスペアリブの感性評価結果をグラフィカルモデリングで解析し、製品のリニューアルポイントを明らかにし、これらの製造工程を特定することができることを論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
164 |
食品のパッケージデザインが品質の評価に及ぼす影響 |
共著 |
平成18.10 |
人間生活工学 Vol. 7 、No. 4 、pp. 34
-39 |
パッケージを見て中身の食品を食べたときと水に食べたときの評価の違いを分析し、この結果をデザイナーに伝えて、パッケージのリニューアルをしてもらった。同様に見たときと見ないときとでの評価の違いを分析すると、風味の評価に改善が見られた。官能評価によるパッケージデザインの可能性を論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
165 |
感性評価によるブランド牛の食感品質に関する研究 |
共著 |
平成18.10 |
商品開発・管理学会平成18年度秋季全国大会 pp. 88 -91 |
市販のブランド牛4種の焼肉の感性評価結果を主成分分析で解析し、これらの食感品質の特徴を明らかにした。この特徴に対応した製品化の可能性について論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
166 |
ブランド豚の感性評価構造の解析 |
共著 |
平成18.10 |
商品開発・管理学会平成18年度秋季全国大会 pp. 92 -95 |
市販のブランド豚4種の湯煮したものの感性評価結果をグラフィカルモデリングで解析し、見た目と高級感との関係性を明らかにした。この特徴に対応した製品化の可能性について論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
167 |
感性イメージ解析法の提案 |
共著 |
平成18.10 |
商品開発・管理学会平成18年度秋季全国大会 pp. 95 -99 |
テキスト型データの感性評価構造を解析するための手法として、感性イメージ解析法を提案し、自動車の商品コンセプト文の分析からその手法の有効性を論じた。 共著者:西藤栄子・賀戸大輔 |
168 |
IF−THEN型官能評価による風味改良手法 |
共著 |
平成18.10 |
日本官能評価学会誌 Vol. 10 、No. 2 、pp. 100
-104 |
現在のブランドイメージを維持しながらどのような新たなイメージを追加することができるかを明らかにする方法としてIF−THEN型官能評価法を提案した。この結果を受けて、具体的な品質構成を可能にするための手法として、面積比法を提案し、乳酸飲料の改良の可能性を論じた。 共著者:田手早苗・小池 美矢 |
168 |
香りの共感覚的表現による品質構成の特定法の提案 |
共著 |
平成18.10 |
日本官能評価学会誌 Vol. 10 、No. 2 、pp.
105 -108 |
香りに関する共感覚的表現を用いて、香りの感性評価を行なうとともに、表現語と各感覚との対応実験も行い、これら2つの結果を組み合わせて、香りと感覚との関係を明らかにした。この結果から、香りに対応した品質構成の特定に関する手法の提案を行った。 共著者:田中吉史 |
170 |
官能評価による産地別豚肉の食感品質に関する構造分析 |
共著 |
平成18.11 |
日本官能評価学会2006年度大会講演要旨集 pp. 54 -55 |
産地の異なる豚肉の官能評価結果をグラフィカルモデリングで分析を行い、食感品質の構造を明らかにして、その構造に違いに応じた商品開発の可能性を論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
171 |
テレビCMが食品の官能評価に与える影響 |
共著 |
平成18.11 |
日本官能評価学会2006年度大会講演要旨集 pp. 56 -57 |
テレビCMとの接し方の違いによって、同じ食品でもその食感品質の評価が異なることを、官能評価結果の分析から明らかにし、製品をめぐる外部情報の役割を論じた。 共著者:熊王康宏・藤田佳典 |
172 |
書字における自動化処理 −作為的な書字との関連性− |
共著 |
平成18.11 |
日本心理学会第70回大会発表論文集 pp. 5063 |
犯罪現場でよく起こると考えられる、本来の筆跡の特徴を隠すような書き方(作為筆跡)の書字の特徴を、運動情報とその運動の評価との関係から明らかにした。 共著者:石川正彰・須川 幸治 |
173 |
The
structure of KANSEI interaction between flavor and texture in eating quality |
共著 |
平成18.11 |
Kansei Engineering
International Vol. 6 、No. 1 、pp. 21
-26 |
食品での香りと食感との関係を、ソーセージに香りを添加したものを試作し、感性評価結果をグラフィカルモデリングで解析し、その構造を明らかにした。香り添加の新たな製品開発の可能性を論じた。 共著者:熊王康宏・國枝里美 |
174 |
KANSEI
evaluation to manage a product brand image |
共著 |
平成18.11 |
Kansei Engineering
International Vol. 6 、No. 1 、pp. 27
-30 |
製品のブランドイメージを展開していく中で、そのイメージと製品の品質構成を合致させるための手法を、感性評価実験から、面積比法として提案し、製品開発の新しいツールとしての可能性を論じた。 共著者:小池美矢 |
175 |
子育て支援実践におけるインターネット活用の課題 |
単著 |
平成19.2 |
平成18年度児童関連サービス調査研究等事業報告書「子育て支援におけるコミュニティディベロップメントを目指したアクションリサーチ」第7章 |
インターネットを使った子育て支援についての可能性と問題点とについて、各ツールについて整理しまとめ、今後のピアサポートや個別相談への展開の可能性について論じた。 |
(その他) 知的所有権 |
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1 |
嗅覚セット 公開特許 2004-433 (平成16・1) |
共著 |
平成14・10 |
高砂香料工業株式会社 |
香り発散体とその香り表示シートとの複数の対からなる玩具であり、乳幼児用の感性教育玩具・痴呆の診断ならびに予防玩具として使用する、嗅覚トレーニング用キットである。 共著者名:国枝里美・米田裕子・神宮英夫 |
2 |
賦香された楽器 公開特許2004-240342. (平成16・8) |
共著 |
平成15・2 |
高砂香料工業株式会社 |
楽器に香りを付加して、楽器の使用によって香りが香るように工夫した。このことによって、行動の促進・持続・強化などの効果がもたらされる。このことによって、痴呆老人のリハビリや障害児の機能回復訓練に対して、大きな効果が期待できる。 共著者名:国枝里美・神宮英夫 |
3 |
洗浄剤組成物 公開特許 2005-07593. (平成17・4) |
共著 |
平成15・9 |
株式会社コーセー |
シャンプー・コンデショナ−の使用感が、加えられた香料の種類によって異なることを発見し、香りで使用感を演出するための手立てを発明した。 共著者名:妹尾正巳・元永千穂・竹本裕子 |
4 |
痴呆高齢者向け行動改善用香料 公開特許2005-154490. (平成17・6) |
共著 |
平成15.11 |
高砂香料工業株式会社 |
痴呆高齢者の行動を香りの種類によって改善できることを、音楽療法の効果から明らかにした。シナモンが行動と感情の抑制効果を持ち、ジャスミン・グレープフルーツ・ペパーミントが行動と感情の促進効果を持っていた。 共著者名:国枝里美・神宮英夫 |
5 |
Perfume for improving the behavior
of demented elders |
共著 |
平成16.11 |
高砂香料工業株式会社 |
痴呆高齢者の行動を香りの種類によって改善できることを、音楽療法の効果から明らかにした。シナモンが行動と感情の抑制効果を持ち、ジャスミン・グレープフルーツ・ペパーミントが行動と感情の促進効果を持っていた。 共著者名:国枝里美・神宮英夫 |
6 |
言語習得システムおよび言語習得キット |
共著 |
平成17.1 |
高砂香料工業株式会社 |
言葉の獲得訓練に際して、香りを併用することで、自発的発話が増加し、訓練効果を高めることができることを明らかにした。失語症や言語発達の遅れなどの、言葉に問題のある人などの訓練への応用が期待される。 共著者名:国枝里美・神宮英夫 |
7 |
食感改善剤、それを含む食肉加工食品およびその製造方法 |
共著 |
平成17.3 |
高砂香料工業株式会社 米久株式会社 |
香料を食肉製品に添加することで、物理的特性を変化させることなく、食感や味を改善する製造方法と、その香料特性を明らかにした。 共著者名:国枝里美・熊王康弘・神宮英夫 |