技術者のための職業マップの使い方

ここでは、簡単にこのホームページ「道案内」の特徴とその使用方法について説明します。

はじめに

ほとんどの皆さんは、工科系大学に進学しそれぞれの領域の専門知識を身に付け将来は技術者になろうと考えていると思います。
具体的にはどのような領域の技術者になり、何を目指したいか考えていますか?

すでに将来の夢や具体的な目標を持っている人もいると思いますが、
ほとんどの皆さんは、これからどうしようか考えているところではないでしょうか?
あせる必要は全くありませんが、理想的には、学生時代の出来るだけ早い時期に将来の夢が見つかり、
それに向かって大学時代に何を目標に勉強していくのかわかると良いのですが、実際はどうでしょうか?

ここでは、技術者が関係する仕事に関して皆さんにわかりやすく解説し、
そこから自分が目指す技術者像を見つけてもらうことを目的にしています。

技術者にはなりたいが、技術者の仕事はどんなものかが分からない人は「技術者と技能者」をお勧めします。

この道案内では特に「業界・業種」別に「職種・職務 (仕事の種類と内容)」 を中心に詳細に説明しています。

「業界・業種」ごとに、具体的な「職種・職務」を理解することが技術者像を具体化するのに重要と考えるからです。
そして学生時代に具体的に何を勉強すれば良いか学習目標がはっきりすることを理想としています。
ぜひ、自分がなりたい技術者像を早めに見つけてもらいたいと思います。
このホームページはそのお手伝いをするためのものです。

その前に実際に技術者はどのような業界で働き、またそれぞれの業界にはどのような会社があるかを説明している
製造業界概観図(作成中)」を参考にして、業界の内容を理解することをお勧めします。
いかに広い領域・業界で仕事をしているか実感できる思います。

注意
業界・業種」「職種・職務(仕事の種類と内容)」の意味については、このページの後半を参照してください。

使用方法

皆さんは、職業に関してどういう情報が欲しいですか?
例えば、「自分が所属している学科を卒業すれば、どのような業界のどのような職業につくのか?」についてですか、
「自分の所属する学科で学ぶ専門知識は将来どのように役に立つのか?」についてですか、
例えば、「今、皆さんが利用しているハイテク商品と自分が所属する学科がどのように関連しているか?」ですか
「皆さんが利用しているハイテク商品にはどのような技術が応用されているか?」についてですか
また「所属学科を卒業して、どのような業種で具体的にどのような仕事(職種・職務)につくのか」についてですか・・・
ここでは仕事に関するどのような疑問にも答えられるように具体的な内容を紹介しています。

次のようなアクセス順で必要な情報にたどり着くことが出来るようになっています。

知りたい情報までのアクセス方法・検索ルート

(1) 所属学科名(例えば機械工学科)⇒関連するエンジニア⇒活躍する主な業界⇒担当する具体的仕事(職務
(2) 製品⇒所属学科名⇒具体的な仕事内容(職務
(3) 所属学科名⇒エンジニアの種類⇒活躍する主な業界⇒担当する具体的仕事(職務
(4) エンジニア⇒活躍する業界⇒担当する具体的な仕事(職務
(5) 所属学科名⇒専門科目⇒関連職種・職務でどのように役立っているのか
(6) その他職業に関するいろいろな情報

「必要情報検索の関連図例」

職業マップの内容の説明

「職業マップ」は、技術者が関連するあらゆる領域を関連付ける地図で、
具体的にはホームページの「職業マップ」をアクセスすればつかめると思います。
技術者の仕事を分類する上での考え方、分類基準を図式化したものです。
技術者が関係する領域の広さを認識してください。
この「マップ」を元にできるだけわかりやすくみなさんに将来関係するであろうと思われます仕事の中身を説明したいと思います。
ぜひ、気楽な気持ちでネットサーフィンをやってみてください。
そして途中で疑問・質問が出れば「質問受付窓口」から、気軽にメールにてお問い合わせください。

用語の定義

ここでは、このホームページで共通に使われる重要用語について説明します。

1 業界 同じ業種の企業の集まり(自動車業界、電気・電子業界、建築業界等)
2 業種 どのような経済活動を行っているかによって分類した企業の種類
(総務省が定める「日本標準産業分類」では、建設業、製造業、鉱業、情報通信業等19種類に分類しています)
3 職種・職務 ある業界の職種・職務による分類のために、職種・職務を定義します。
職種
(仕事の種類)
営業、技術開発、生産技術、品質管理、企画等仕事を大きな流れとして分類した時の具体的な職業の種類・一般的な呼び名のことで、普通「あなたの仕事は何ですか?」と聞かれた時にこちらを使うことが多い思います。
職務
(仕事の内容)
たとえば、「生産技術」という職種の中で、「生産設備設計」等、担当している具体的な日常業務としての仕事内容・役目をいう。
技術者間で「あなたの仕事は何ですか?」と問われると、職務で答えるのが普通です。 また、同じ職種でも多くの異なる職務で構成されており、実際に技術者が担当する職務はそれぞれの状況に応じて違ってくることを理解してください。 それを具体的に説明したのが、以下の「職務の具体的な内容」です。
また、違った業界・業種でも、職種・職務名が同じものが存在することに注意してください。
たとえば、「電子・電気業界」にも「生産技術」という職種があり、それを構成する職務として「生産設備設計界」「品質管理界」等があり、「自動車業界」にも「生産技術」という職種、「生産設備設計界」「品質管理界」等の職務が存在します。それぞれの具体的内容は似ているようであるが、詳細部分はそれぞれの業界・業種により多少は違っています。
そのために、「業界・業種」ごとに、「職種・職務」を定義していく必要があります。そこで、自分はどの業界のどの業種を目指したいのかによって、実際に担当するかも知れない職種・職務の関係を具体的に知ることが重要になってきます。このホームページの目的の一つがそれぞれの業界・業種の「職種」と「職務とその内容」を具体的に紹介することです。

各種分類例の紹介
「機械系技術者」と業界を関連付けた分類例
「情報系学科」卒業生の仕事の例
「技術者の仕事の具体的な内容」の例