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Test Run in HIDA AIRPARK
 レポート文章:五十嵐  Photo:佐藤 
2006年3月26日 試走1日目

岐阜県、飛騨の高山にある農業用飛行場です。

標高はどの程度あるかわかりませんが、息が切れます。(運動不足)

滑走路の長さは900mほどあり、走行には十分な広さです。

WEM秋田のコースの特徴であるヘアピンカーブを再現中です。

最大コーナーRは22mでコース幅は7mですが、

コーナー出口は狭く、レースではクラッシュも多発します。

車両準備中です。

バッテリー準備中です。

マシンの準備が整い、ドライバーが乗り込みます。

ドライバーは昨年に引き続き川田君です。

天候は曇りです。

もう少し日が出てれば良かったのですが、

雨が降るまで天候は悪化せず、無事テストを行うことが出来ました。

ピットインし、バラスト位置の調整やタイヤとカウルの干渉をチェックします。

バッテリーも交換し再スタートします。

コーナーの入り口での06EVです。

エコラン競技では、いかにエネルギー消費を抑えるかが重要になります。

WEM秋田では、折り返しを減速せずに高速で通過することで、記録が向上します。

コーナー出口です。

折り返しを高速で曲がることを目標にフレームを製作した。
折り返しの速度はGolden Eagle 01EV(旧車両)に比べ向上しました。

Golden Eagle 01EV では、進入25km/h 脱出18km/h
Golden Eagle 06EV では、進入30km/h 脱出20km/h

しかし、カウルとの干渉があったので、カウルとタイヤの干渉を解消すればもう少し速く脱出できるはずです。

干渉を確認中です。

日も沈み始める…

今日の試走も終わりに近づきます。

1日目最後の走行です。

様々な課題を残しつつ2日目に向け準備となりました。



2006年3月26日 試走2日目

2日目試走前日の整備風景です。

足回りを掃除し、カウルの干渉をなくすためにカウルを削ります。

また、切れ角を最適化する作業をしています。

天気予報では午後から雨になる模様。

晴れているうちに周回を重ねるよう、準備を進めます。

マシンの準備中です。

数週はラインを確認するため、1日目同様カウルなしで走行します。

ステアリングの改良により、「一昨日よりも運転しやすくなった」とのこと。
折り返しにはブラックマーク(タイヤの跡)が残っていました。

5回ほど折り返しを抜けたところで、
フレーム班「うわ!!タイヤがネバネバしてる!!!」

転がり抵抗悪くなる…!?

コーナー出口速度は

1日目 進入30km/h 脱出20km/h

2日目 進入30km/h 脱出26km/h

改良による向上が見られました。

まだ干渉があるようなので確認・改良が必要です。

コーナー通過中です。

ドライバーがマシンに慣れ、運転が上手くなりました。

走行ラインが安定しました。折り返しはこれで問題なしです!!

ここで、突然雨が降りだしました。変わりやすい天気です。

若干路面がぬれています。

午後になって雨が止んだため、再度走行を始めました。

しかし、雨が強くなり前が見えなくなり走行不可になりました。

これで飛騨試走が終わりになりました。

大会を楽しみにしていてください


参加メンバーのコメント

川田 (ドライバー担当)
今年の車輌は去年よりも”コーナーリングが楽しい車”に仕上がっていた。
まだ不安な部分も残っているが、大会までに仕上げることが出来ればいい結果につながると思う。


原 (電装担当)
今後、試走で得られたデータを解析し、新車両の特性を明らかにしたいと思います。
また、電装系に大きなトラブルはありませんでしたが、これからも回路に対する試験を続け信頼性向上を目指します。


五十嵐 (フレーム担当)
車体班として、秋田のコーナーを再現して走ることに重点を置き試走を見守った。
ドライバーも上達し、コーナーも早く抜けるようになった。
大きなトラブルが無く順調に行っていたと思う。車体班の予想を超えた車両となった。
ただ不安を抱えている部分がいくつかあることが分かったで大会までに改善したい。


井森 (フレーム担当)
EVの新型車両になって初めての試走でしたが、大きなトラブルもなく無事帰ってこられてほっとしています。
これから大会にむけて頑張る覚悟はできてます。

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