毒性の種類 −遅れて出てくる症状に注意

 有害物質がもたらす人への影響には、急性毒性、慢性毒性、遺伝的影響がある。急性毒性は、青酸カリのように飲んだ後すぐ症状が出る場合もあれば、タリウムのように数時間後に胃腸症状、2〜5日後に神経障害などと遅れて症状が出る場合もある。急性毒性が現れない場合でも、発ガン率の増加などの慢性毒性や、自分の子孫への影響など遺伝的影響が出る場合があり、注意が必要である。


戻る

update 2004/10/29